太閤賞【2024】開設68周年記念の予想の仕方・押さえておくべきポイントについて

どうも。ムサシです。

住之江競艇の開設を記念して行われる太閤賞【2024】開設68周年記念の開催が近づいてきました！

今回で68回目の開催となる太閤賞。

全国のトップレーサーが一同に会してしのぎを削るため、競艇ファン注目の一戦です。

ただ、実力者同士のレースは非常にハイレベルで、予想を当てるのは困難を極めます。

理想の結果を残すためには、レースや競艇場の特徴を把握し、狙い方を定めて勝負するしかないでしょう。

そこで、競艇歴30年のムサシが競艇場の特徴や出場選手を徹底的に分析しました。

太閤賞【2024】開設68周年記念で勝つための予想の仕方や注目選手も解説しているので、勝率を高めるためには必読の内容です。

ムサシが分析した情報を参考にして、太閤賞【2024】開設68周年記念で勝利を手にしましょう。

今田武蔵

ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています！

1 太閤賞とは？
2 太閤賞【2024】開設68周年記念の開催情報
3 太閤賞【2024】開設68周年記念の出場選手
4 太閤賞【2024】開設68周年記念の予想の仕方を徹底解説
5 太閤賞【2024】開設68周年記念は注目選手で勝負！
6 太閤賞【2024】開設68周年記念の予想の仕方・押さえておくべきポイントのまとめ
7 太閤賞【2024】開設68周年記念の関連記事

太閤賞とは？

太閤賞は、住之江競艇の開設を記念して行われる周年記念競走の1つです。

第1回大会は1956年に開催されて、今回は68回目の開催になります。

毎回開催時期が異なり、今回は春季の開催。

開催場である住之江競艇は、知名度・売上・設備・立地などあらゆる観点から全国随一の競艇場で、常に競艇ファンで賑わっているため”ボートレースのメッカ（聖地）”と呼ばれます。

そんな聖地でのG1レースとなるので、競艇選手の気合いも十分。

他のレースよりも激しいレース展開が予想されます。

そのため、レースのルール・仕組みや賞金・出場条件を把握し、選手の思惑にまで目を向けて勝負しなければ痛い目を見るでしょう。

ということで、ここからは太閤賞【2024】開設68周年記念について詳しく見ていきましょう。

太閤賞【2024】開設68周年記念のルール・仕組み

太閤賞【2024】開設68周年記念は、6日間で行われるレース。

最初の4日間は予選で、5日目には準決勝、最終日には決勝戦が行われます。

枠	準優勝戦A	準優勝戦B	準優勝戦C
1枠	得点率1位	得点率2位	得点率3位
2枠	得点率6位	得点率5位	得点率4位
3枠	得点率7位	得点率8位	得点率9位
4枠	得点率12位	得点率11位	得点率10位
5枠	得点率13位	得点率14位	得点率15位
6枠	得点率18位	得点率17位	得点率16位

予選の間は着順に応じて得点が割り当てられ、上位18名が準決勝に進出。

準決勝の枠は予選の得点率に基づいて決定され、上位の選手は有利なインコースから出走することができます。

そして、準優勝戦において2位までの選手が、優勝戦に出場することが可能。

優勝戦も同様、準優勝戦でいい結果を残した選手ほど好枠で出走できます。

枠	優勝戦
1枠	準優勝戦A1位
2枠	準優勝戦B1位
3枠	準優勝戦C1位
4枠	準優勝戦C2位
5枠	準優勝戦B2位
6枠	準優勝戦A2位

予選で活躍した選手は、優勝戦で活躍する可能性が高いので、チェックしておきましょう。

太閤賞【2024】開設68周年記念の優勝賞金・副賞

太閤賞【2024】開設68周年記念は、SGに次いでグレードの高いG1に位置づけられます。

そのため、賞金額も一般戦とは桁違いで、その額なんと1,100万円（副賞込み）。

賞金ランキング上位を狙う選手にとって無視できない金額です。

また、優勝者にはSG出場権が与えられます。

年末のグランプリを目指すにとっては、太閤賞【2024】開設68周年記念での結果が非常に重要となるでしょう。

太閤賞【2024】開設68周年記念の出場資格

太閤賞【2024】開設68周年記念には、総勢52名の選手が出場します。

出場資格は以下の通りです。

A1選手
施行者が推薦する選手（21名）
日本モーターボート競走会が斡旋する選手（31名）

本レースは、施行者と日本モーターボート競走会が、地元地区のトップレーサーを中心に斡旋。

ただし、出場できるのはA1級のボートレーサーのみです。

よって、太閤賞【2024】開設68周年記念はトップレーサーたちが集結するので、激戦必至。

レースの概要から予想方法まで、しっかりと把握して勝負することが大切です。

太閤賞【2024】開設68周年記念の開催情報

ここまで、太閤賞【2024】開設68周年記念の概要についてご理解いただけたと思います。

次に、2024年の開催情報について確認しましょう。

開催日程・スケジュール
開催場
入場制限

これら3つをしっかり把握しておけば、当日に迷うことはありません。

それぞれについて、詳しく説明していきます。

太閤賞【2024】開設68周年記念の開催日程は2024年5月31日〜6月5日

太閤賞【2024】開設68周年記念は、2024年5月31日㈮〜6月5日㈬の6日間で開催されます。

開催進行予定時間	5月31日	6月1日	6月2日	6月3日	6月4日	6月5日
1Rスタート展示	14:55	14:55	14:55	14:55	14:55	14:55
1R販売開始時間	15:00	15:00	15:00	15:00	15:00	15:00
12R販売締切時間	20:45	20:45	20:45	20:45	20:45	20:45

1日目と2日目の12Rに、前開催、直近で結果を残している6人ずつが出場できるドリーム戦が開催。

優勝戦にはない見どころがあるので、ぜひチェックしてみてください。

太閤賞【2024】開設68周年記念の開催場は住之江競艇

太閤賞【2024】開設68周年記念の開催場は住之江競艇です。

住所	大阪府大阪市住之江区泉1丁目1‐71
電話番号	06-6685-5112
入場料	100円
最寄り駅	OsakaMetro四つ橋線「住之江公園駅」
駐車場	約300台（有料）
駐輪場	約100台（無料）

住之江競艇は、OsakaMetro四つ橋線「住之江公園駅」北改札2号出口から徒歩3分とアクセス抜群。

近隣には専用の駐車場があるため、車で行く人も利用しやすくなっています。

ただし、駐車場を利用する際は、有料（200円/1時間）なので注意しましょう。

太閤賞【2024】開設68周年記念で入場制限は実施されない

コロナウイルスの影響で、多くの競艇場で入場規制が実施されています。

特に、重賞レースは多くの競艇ファンが詰めかけるため、入場人数を制限していることが多いです。

しかし、太閤賞【2024】開設68周年記念で入場制限は実施されないので、その心配は不要。

準優勝戦・優勝戦の時刻に合わせて競艇場に向かったとしても、入場できないなんてことはないでしょう。

太閤賞【2024】開設68周年記念の出場選手

太閤賞【2024】開設68周年記念の出場予定選手は52名。

出場予定選手一覧は、ボートレース公式から確認することができます。

そして、大注目のドリーム戦に出場予定の選手は以下の12名。

【初日：千成賞】

級別	選手名	支部
A1	石野貴之	大阪
A1	毒島誠	群馬
A1	西山貴浩	福岡
A1	上條暢嵩	大阪
A1	山口剛	広島
A1	深谷知博	静岡

【2日目：関白賞】

級別	選手名	支部
A1	馬場貴也	滋賀
A1	松井繁	大阪
A1	原田幸哉	長崎
A1	菊地孝平	静岡
A1	篠崎仁志	福岡
A1	宮之原輝紀	東京

ドリーム戦は、他のレースよりも着順点が高くなっています。

また、優勝戦進出のカギを握る準優勝戦は、着順点が高い順に好枠となる仕組みです。

つまり、ドリーム戦で勝ち抜いた選手はその後も好成績を残しやすいと言えます。

ドリーム戦の出場選手から優勝者が誕生する可能性が非常に高いので注目しておきましょう。

太閤賞【2024】開設68周年記念の予想の仕方を徹底解説

では、本題の太閤賞【2024】開設68周年記念の予想の仕方をご紹介します。

勝負する上で、押さえておくべき予想ポイントは以下の6点。

3〜5号艇に注目
5コースの「まくり差し」に注意
重賞でもちょい荒れ程度
枠番とコースに注目
エースモーターに注目
住之江競艇と相性のいい競艇予想サイトを活用する

それぞれ詳しく解説していきます。

予想ポイント①3〜5号艇に注目

住之江競艇は、全国でも比較的人気決着が多い競艇場として知られています。

コース	1着	2着	3着	4着	5着	6着
1コース	57.7%	20.2%	9.1%	5.4%	4.5%	2.8%
2コース	14.1%	24.1%	18.5%	16%	12.3%	14.6%
3コース	14.3%	25.8%	18.8%	18.3%	11.8%	10.7%
4コース	8.4%	19%	20.4%	19.5%	19.2%	13.1%
5コース	5%	8.4%	20.3%	23.5%	23.4%	19.1%
6コース	1.5%	3.5%	13.8%	18%	28.8%	34.1%

引用：ボートレース住之江

集計期間：2024年2月1日～2024年4月30日

人気決着が多い裏付けとなるのが、1コースの1着率です。

1コース1着率の全国平均は約55％で、住之江競艇は57％と2％ほど上回っており、1コースが圧倒的に有利というセオリーは通じやすいでしょう。

ただ、注目したいのが2・3着。

2着では3コースが最も高く、3着では4・5コースがほぼ同率で最多の割合となっています。

以上を踏まえると、内枠の選手を中心に勝負するより、相手に外枠の選手も選択して勝負するのが住之江競艇を攻略するカギになるでしょう。

予想ポイント②5コースの「まくり差し」に注意

競艇場にはそれぞれの特徴があり、どのようなレース展開になりやすいかも会場によって異なります。

では、住之江競艇ではどのようなレース展開になりやすいのかを把握していきましょう。

コース	逃げ	差し	まくり	まくり差し	抜き	恵まれ
1コース	95%	0%	0%	0%	4.9%	0%
2コース	0%	72.6%	20.2%	0%	7.1%	0%
3コース	0%	9.4%	37.6%	38.8%	14.1%	0%
4コース	0%	18%	34%	36%	12%	0%
5コース	0%	13.3%	13.3%	56.6%	10%	6.6%
6コース	0%	22.2%	44.4%	33.3%	0%	0%

引用：ボートレース住之江

集計期間：2024年2月1日～2024年4月30日

注目したいのが、5コースのまくり差し。

5コースからまくり差しが決まる全国平均は約25.8%ですが、住之江競艇は56.6%と2倍以上も5コースのまくり差しが決まりやすくなっています。

まくり差しは、他艇に先行してまくった後に差すパターンと、他艇を先に行かせて一気にまくり差すパターンがありますが、住之江競艇では後者が圧倒的に多いです。

そのため、5号艇に全速ターンやまくり差しを得意とする選手がいるときは、注意が必要になります。

逆にそれを把握できれば、自分の勝負方法に合わせて以下のように狙うことが可能です。

堅実派

軸は1号艇で、まくり差しにいった5号艇の選手が3着以内に残ることを想定して勝負。

穴党

まくり差しを得意とする選手が5号艇のときに、その選手を軸に相手を広く選択して勝負。

ちなみに、本レースの出場者でまくり差しを得意としている選手は以下の通りです。

菊地孝平
坂口周
田村隆信
丸岡正典
毒島誠
岡崎恭裕
宮地元輝

上記選手の枠に注目すると、レース選びはもちろん、軸や相手選びにも役立つでしょう。

予想ポイント③重賞でもちょい荒れ程度

太閤賞【2024】開設68周年記念において、荒れやすい荒れにくいを見極めることは非常に重要です。

過去の結果から太閤賞が荒れやすいか否かを紐解いていきましょう。

年月	配当	オッズ	人気
2024年3月	3,270円	32.7倍	13番人気
2022年6月	2,000円	20倍	9番人気
2021年4月	3,080円	30.8倍	10番人気
2021年3月	2,150円	21.5倍	7番人気
2019年6月	1,420円	14.2倍	6番人気
2018年4月	65,400円	654倍	91番人気
2017年6月	870円	8.7倍	1番人気
2016年7月	4,670円	46.7倍	15番人気
2016年2月	1,690円	16.9倍	10番人気
2015年2月	2,500円	25倍	8番人気

引用：ボートレース公式

過去10年の太閤賞において、平均的な配当は約8,705円でした。

また、平均で17番人気での決着が多いことが分かっています。

万舟券になるほど荒れたのは2018年4月の開催のみですが、10倍〜40倍ほどの決着が最多です。

そのため、ちょい荒れ程度の決着になりやすいと言えるでしょう。

今田武蔵

太閤賞【2024】開設68周年記念では、人気決着から中穴狙いの予想を組み合わせるのが妥当な狙い方です。

予想ポイント④枠番とコースに注目

競艇において、ルールや条件によっては、歴代の優勝者が再び優勝する傾向にあるレースがあります。

そこで、太閤賞【2024】開設68周年記念においても、歴代の優勝者が勝ちやすいかどうかを過去の結果から確認してみましょう。

年月	開催場	優勝選手（支部）
2024年3月	住之江	瓜生正義（福岡）
2022年6月	住之江	石野貴之（大阪）
2021年4月	住之江	坪井康晴（静岡）
2021年3月	住之江	新田雄史（三重）
2019年6月	住之江	桐生順平（埼玉）
2018年4月	住之江	平尾崇典（岡山）
2017年6月	住之江	峰竜太（佐賀）
2016年7月	住之江	井口佳典（三重）
2016年2月	住之江	田中信一郎（大阪）
2015年2月	住之江	山崎智也（群馬）