マスターズチャンピオン【2024】の予想の仕方・押さえておくべきポイントについて

どうも。ムサシです。

ベテランレーサーのNo.1を決めるマスターズチャンピオン【2024】の開催が近づいてきました！

今回で25回目の開催となるマスターズチャンピオン。

全国各地から熟練の競艇選手が一堂に会するため、競艇ファン注目の一戦です。

ただ、歴戦の猛者同士のレースは熾烈を極めるので、予想を当てるのは非常に困難。

そこで、競艇歴30年のムサシが競艇場の特徴や出場選手を徹底的に分析しました。

マスターズチャンピオン【2024】で勝率を高めるためには必読の内容です。

また、マスターズチャンピオン【2024】で勝つための予想の仕方や注目選手も解説します。

ムサシが分析した情報を参考にして、マスターズチャンピオン【2024】で勝利を手にしましょう。

今田武蔵

ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています！

1 マスターズチャンピオンとは？
2 マスターズチャンピオン【2024】の開催情報
3 マスターズチャンピオン【2024】の出場選手
4 マスターズチャンピオン【2024】の予想の仕方を徹底解説
5 マスターズチャンピオン【2024】は注目選手で勝負！
6 マスターズチャンピオン【2024】予想の仕方・押さえておくべきポイントのまとめ

マスターズチャンピオンとは？

マスターズチャンピオンは、45歳以上の競艇選手で勝率上位者が出場するPG1競走1つです。

マスターズチャンピオンは、2000年にG1「競艇名人戦競走」として創設されました。

その後、2011年に「名人戦競走」と改称。

2014年からは「マスターズチャンピオン」の通称になり、格付けもPG1に変更されました。

PG1の中でも、ベテラン屈指の競艇選手だけが出場する大会なので、他のレースとは異なる点が多いです。

そのため、レースのルール・仕組みや賞金・出場条件などを把握して勝負しなければ、勝つことはできないでしょう。

ということで、ここからはマスターズチャンピオン【2024】について詳しく見ていきましょう。

マスターズチャンピオン【2024】のルール・仕組み

マスターズチャンピオン【2024】は、6日間で行われるレース。

最初の4日間は予選で、5日目には準決勝、最終日には決勝戦が行われます。

枠	準優勝戦A	準優勝戦B	準優勝戦C
1枠	得点率1位	得点率2位	得点率3位
2枠	得点率6位	得点率5位	得点率4位
3枠	得点率7位	得点率8位	得点率9位
4枠	得点率12位	得点率11位	得点率10位
5枠	得点率13位	得点率14位	得点率15位
6枠	得点率18位	得点率17位	得点率16位

予選の間は着順に応じて得点が割り当てられ、上位18名が準決勝に進出。

準決勝の枠は予選の得点率に基づいて決定され、上位の選手は有利な枠から出走することができます。

そして、準優勝戦において2位までの選手が、優勝戦に出場することが可能。

優勝戦も同様、準優勝戦でいい結果を残した選手ほど好枠で出走できます。

枠	優勝戦
1枠	準優勝戦A1位
2枠	準優勝戦B1位
3枠	準優勝戦C1位
4枠	準優勝戦C2位
5枠	準優勝戦B2位
6枠	準優勝戦A2位

予選で活躍した選手は、優勝戦で活躍する可能性が高いので、チェックしておきましょう。

マスターズチャンピオン【2024】の優勝賞金・副賞

マスターズチャンピオンの賞金は元々1,200万円でしたが、2024年4月から増額。

そのため、マスターズチャンピオン【2024】からは、賞金額1,300万円（副賞込み）となります。

当然、賞金ランキング上位を狙う選手にとって無視できない金額です。

さらに、優勝者にはSG出場権が与えられます。

年末のグランプリやSGを目指すベテラン選手にとっては、マスターズチャンピオン【2024】での結果が非常に重要となるでしょう。

マスターズチャンピオン【2024】の出場資格

マスターズチャンピオン【2024】には、総勢52名の選手が出場します。

本レースは、以下の出場条件を元に斡旋。

開催年の4月1日に満45歳以上になる選手
前年のマスターズチャンピオン優勝者（1名）
マスターズリーグ優勝者（最大10名）
施行者希望者（2名）
選考期間内の勝率上位者（上記を含めて52名になるまで）

条件を踏まえると、ベテラン選手の中でも直近で活躍している選手が大多数です。

そのため、マスターズチャンピオン【2024】は、ハイレベルなレースが展開されます。

マスターズチャンピオン【2024】の開催情報

ここまで、マスターズチャンピオン【2024】の概要についてご理解いただけたと思います。

次に、2024年の開催情報について確認しましょう。

開催日程・スケジュール
開催場
入場制限

これら3つをしっかり把握しておけば、当日に迷うことはありません。

それぞれについて、詳しく説明していきます。

マスターズチャンピオン【2024】の開催日程は2024年4月16日〜21日

マスターズチャンピオン【2024】は、2024年4月16日㈫〜21日㈰の6日間で開催されます。

開催進行予定時間	16日	17日	18日	19日	20日	21日
1Rスタート展示	10:30	10:30	10:30	10:30	10:30	10:30
1R販売開始時間	10:35	10:35	10:35	10:35	10:35	10:35
12R販売締切時間	16:40	16:40	16:40	16:40	16:40	16:40

初日の12Rに、前開催、直近で結果を残している6人が出場できるドリーム戦が開催。

優勝戦にはない見どころがあるので、ぜひチェックしてみてください。

マスターズチャンピオン【2024】の開催場は鳴門競艇

マスターズチャンピオン【2024】の開催場は鳴門競艇です。

住所	徳島県鳴門市撫養町大桑島濘岩浜48‐1
電話番号	088-685-8111
入場料	100円
最寄り駅	JR鳴門駅
駐車場	約1,900台（無料）
駐輪場	あり

鳴門競艇は、JR「鳴門駅」から徒歩だと20分もかかります。

そのため、電車で向かう方は無料バスを利用するのがおすすめです。

無料バスはJR鳴門駅から運行しており、約7分で鳴門競艇に着きます。

また、約1,900台を収容できる駐車場が無料で利用できるので、車で来る人も利便性が高いでしょう。

マスターズチャンピオン【2024】で入場制限は実施されない

コロナウイルスの影響で、多くの競艇場で入場規制が実施されています。

特に、重賞レースは多くの競艇ファンが詰めかけるため、入場人数を制限していることが多いです。

しかし、マスターズチャンピオン【2024】で入場制限は実施されないので、その心配は不要。

準優勝戦・優勝戦の時刻に合わせて競艇場に向かったとしても、入場できないなんてことはないでしょう。

マスターズチャンピオン【2024】の出場選手

マスターズチャンピオン【2024】の出場予定選手は52名。

出場予定選手一覧は、ボートレース公式から確認することができます。

そして、大注目のドリーム戦に出場予定の選手は以下の6名。

【初日：ドリーム戦】

級別	選手名	支部
A1	白井英治	山口
A1	赤岩善生	愛知
A1	濱野谷憲吾	東京
A1	吉川元浩	兵庫
A1	守田俊介	滋賀
A1	菊地孝平	静岡

ドリーム戦では、着順ポイントで高得点が狙えます。

さらに、優勝戦進出のカギを握る準優勝戦でも有利な枠の選択が可能です。

つまり、ドリーム戦で勝ち抜いた選手はその後も好成績を残しやすいと言えます。

ドリーム戦の出場選手から優勝者が誕生する可能性が非常に高いので注目しておきましょう。

マスターズチャンピオン【2024】の予想の仕方を徹底解説

では、本題のマスターズチャンピオン【2024】の予想の仕方をご紹介します。

勝負する上で、押さえておくべき予想ポイントは以下の6点。

1コース1着率がワーストレベル
センターの「差し」と「まくり」に注意
重賞ゆえに荒れやすい
歴代優勝者かどうかは関係ない
エースモーターに注目
鳴門競艇と相性のいい競艇予想サイトを活用する

それぞれ詳しく解説していきます。

予想ポイント①1コース1着率がワーストレベル

鳴門競艇で特徴的なのは、1コース1着率がワーストレベルということ。

コース	勝率	1着率	2連対率	3連対率
1コース	7.39	47.3％	65.9％	76.0％
2コース	5.54	14.8％	39.4％	55.9％
3コース	5.4	16.0％	35.4％	54.9％
4コース	5.05	12.3％	29.6％	50.0％
5コース	4.42	7.5％	21.2％	40.9％
6コース	3.28	2.3％	9.2％	23.8％

引用：艇国データバンク

集計期間：2023年4月1日～2024年3月31日

1コース1着率の全国は約55％ほどで、鳴門は8％ほど低くいです。

この数値は、全国で最も1コース1着率が低い戸田競艇の43.3％と比べて遜色ありません。

一方で、3・4コースの1着率は全国平均を上回っており、特に3コースについては2コースを上回っています。

この原因となっているのが、鳴門競艇の構造と干満差でしょう。

鳴門競艇は、第1ターンマークに向けて間隔が狭くなっていく構造です。

そのため、隣の艇との間隔が狭くなるのでインコースはターンの空間が作れず遅れを取りやすくなります。

また、鳴門競艇は海水の競艇場なので、干満差によって各コースの走りやすさが変わるのも特徴的です。

潮汐	影響
満潮	2コースの差しが決まりやすい
干潮	センターのまくりや差しが決まりやすい

満潮時は2コースの活躍が見込めますが、これは追い潮（進行方向と同じ潮の流れ）のときのみ。

向かい潮（進行方向と同じ潮の流れ）のときは、まくり水面となります。

よって、センターが活躍しやすい時間帯が多くなるので、1コースの1着率が著しく低くなり、3・4コースの1着率が高くなっているわけです。

マスターズチャンピオン【2024】では、干満差を確認し、時間帯に応じて勝負方法を変える必要があるでしょう。

予想ポイント②センターの「差し」と「まくり」に注意

1コース1着率の低い鳴門競艇においては、どのようなレース展開が多いのでしょうか。

コース	逃げ	差し	まくり	まくり差し	抜き	恵まれ
1コース	93.8%	0.0%	0.0%	0.0%	5.9%	0.3%
2コース	0.0%	61.0%	30.2%	0.0%	7.9%	0.9%
3コース	0.0%	12.5%	44.5%	34.0%	8.1%	0.9%
4コース	0.0%	21.6%	42.8%	23.9%	11.4%	0.4%
5コース	0.0%	10.5%	16.7%	56.2%	13.6%	3.1%
6コース	0.0%	16.0%	18.0%	50.0%	12.0%	4.0%

引用：艇国データバンク

集計期間：2023年4月1日～2024年3月31日

特筆すべきは、3コースのまくりと4コースの差し。

3コースのまくりについては、干潮時に3号艇がまくり、1号艇と他艇が2・3着を争うパターンが多くなってます。

また、4コースの差しについては内枠の3艇が2・3着争いを繰り広げるパターンが圧倒的です。

よって、勝負方法に合わせて以下のような狙い方をしてみるのも1つの手。

堅実派

干潮時に1・3号艇を1・2着の軸として相手を広めに選択して勝負。

穴党

差しを得意とする選手が4号艇のときに、その選手と3号艇を軸に相手を広く選択して勝負。

ちなみに、本レースの出場者でまくりと差しを得意としている選手は以下の通りです。

三角哲男
服部幸男
濱野谷憲吾
田村隆信
菊地孝平
坂口周

以上の選手に注目すると、自分の勝負方法に合ったレース選びに役立つでしょう。

予想ポイント③重賞ゆえに荒れやすい

予想する上で荒れやすいのか・堅めに決着しやすいのかを見極めることは非常に重要です。

マスターズチャンピオン【2024】ではどのようなレースが展開されやすいのか。

過去10年分の結果から紐解きましょう。

年	配当	オッズ	人気
2023年	2,310円	23.1倍	11番人気
2022年	3,540円	35.4倍	15番人気
2021年	2,220円	22.2倍	9番人気
2020年	5,630円	56.3倍	21番人気
2019年	1,450円	14.5倍	4番人気
2018年	9,120円	91.2倍	33番人気
2017年	4,510円	45.1倍	18番人気
2016年	27,170円	271.7倍	75番人気
2015年	1,150円	11.5倍	5番人気
2014年	1,920円	19.2倍	7番人気

引用：ボートレース公式

過去10年のマスターズチャンピオンにおいて、平均的な配当は約5,902円でした。

また、平均で20番人気での決着が多いことが分かっています。

万舟券になるほど荒れた開催は1回のみなので、全体的な傾向としては荒れやすいと言えるでしょう。

そのため、マスターズチャンピオン【2024】では、中穴から大穴狙いで勝負するのが妥当な狙い方です。

予想ポイント④歴代優勝者かどうかは関係ない

競艇において、ルールや条件によっては、歴代の優勝者が再び優勝する傾向にあるレースがあります。

そこで、マスターズチャンピオン【2024】においても、歴代の優勝者が勝ちやすいかどうかを過去の結果から確認してみましょう。

年	開催場	優勝選手（支部）
2023年	若松	井口佳典（三重）
2022年	三国	上平真二（広島）
2021年	下関	原田幸哉（長崎）
2020年	津	村田修次（東京）
2019年	宮島	今垣光太郎（福井）
2018年	福岡	渡邉英次（静岡）
2017年	津	今村豊（山口）
2016年	びわこ	田頭実（福岡）
2015年	児島	今村豊（山口）
2014年	唐津	金子良昭（静岡）