競艇G1における買い方をご紹介！概要やレース傾向を押さえた攻略法！

競艇においてSGに次いでグレードが高いG1レース。

出場者は原則A1選手のみなので、競艇界のトップレーサーがしのぎを削り合います。

また、G1での結果がSG出場に直結するため、選手もG1にかける意気込みは十分です。

それだけに、誰が勝っても不思議ではないので、うまい買い方がわからず思うような結果を残せていない人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、競艇のG1における買い方を徹底解説しました。

勝負するときに押さえておきたいG1の特徴やレース傾向を踏まえた上でご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

競艇のG1とはどんなレース？

まずは、G1レースがどういうものかわからない人向けに、簡単に概要をご紹介します。

言い換えると、G1は競艇で2番目にグレードの高いレースです。

それだけに、出場条件や賞金額が他のグレードとは一線を画します。

優勝賞金はSGと比べると見劣りしますが、一般戦はもちろんG2やG3といった他の重賞とは比べものになりません。

また、G1は出場条件として原則A1選手のみとしています。

もちろん原則なので、A1でないボートレーサーも出場可能なG1がないわけではありません。

ただ、A1レベルの実力や成績でなければ出場できないので、そういったケースは稀。

つまり、G1に出場できる選手は競艇界でも屈指の実力者と言えます。

競艇のG1で勝負する前に押さえておくべき特徴

競艇のG1は、他のグレードとの出場条件や賞金額が異なるだけでなく、他のグレードにはない独特の特徴があります。

そのため、G1の特徴を押さえて勝負しなければ勝つことはできません。

G1の概要を把握した上で知っておくべき特徴は以下の2点です。

• ドリーム戦出場者が活躍しやすい
• SG出場に近い選手同士の激戦になる

それぞれ詳しくご紹介します。

ドリーム戦出場者が活躍しやすい

G1ではドリーム戦の出場者が活躍しやすいという特徴があります。

ドリーム戦は通常のレースと比べて着順点が高くなっています。

G1では初日から4日目が予選で着順点に応じて、準優勝戦・優勝戦の枠番が決まる仕組みです。

そのため、ドリーム戦の出場者はその後のレースでも活躍しやすいという傾向があります。

ただ、ドリーム戦の出場者は記者や施行者が決めるので、人気・実力ともに高く目に留まる選手でなければなりません。

つまり、記者や施行者の目に留まれば、G1常連でない選手や経験が浅い若手選手などにもチャンスがあるわけです。

ドリーム戦に出場する選手の活躍に注目すると軸選びや相手選びに役立つので、ぜひチェックしてみてください。

SG出場に近い選手同士の激戦になる

G1で優勝するとSGの出場権を獲得できます。

つまり、G1の出場者はSG出場に近い選手というわけです。

そのため、誰が勝っても不思議ではないレースが繰り広げられます。

他にも、G1はSGを除いた場合、賞金が最高額。

ボートレーサーは、毎月決まった収入がある給料制ではなくレースの結果に応じた賞金が収入となるので、その分選手の意気込みも高いわけです。

以上を踏まえると、気合い十分なトップ選手たちによる激戦必至のレースになります。

通常通りの勝負方法では勝つことは難しいので、レース傾向を踏まえた上で狙い方や買い方を決める必要があるでしょう。

競艇のG1のレース傾向を分析

G1はトップレーサーによるハイレベルなレースが展開されるため、レース傾向を把握して勝負しなければ痛い目をみるのは明らかです。

そこで、過去のデータを踏まえてどのようなレースが展開されるのかについてまとめました。

• 全グレードの中で1号艇の1着率が最も高い
• 4,5号艇の連対率が高い
• 配当は2,000円付近が最も出やすい
• 地元選手が活躍しやすい

上記4点を押さえておくことで、G1で勝つための買い方を実践するのに役立つのでしっかりと押さえておきましょう。

全グレードの中で1号艇の1着率が最も高い

G1は全グレードの中で、1号艇の1着率が最も高いです。

2023年1月〜2024年4月現在における、各グレードの枠番別1着率についてまとめました。

1号艇の1着率について、全国平均は約55％です。

一方、G1における1号艇の1着率は71％で全国平均より約20％高くなっており、全グレードの中で最も飛び抜けた数字となっています。

そのため、他のグレードと比べて1号艇が圧倒的に有利という競艇のセオリーは通じやすいでしょう。

4・5号艇の連対率が高い

軸だけで考えると、G1は人気決着が多いように思えますが、2・3着は混戦になりやすいです。

その中でも、4・5号艇の連対率が高くなっています。

2023年1月〜2024年4月現在までで、G1の各枠番における連対率をまとめました。

連対率において、4・5号艇のみ全国平均を5％ほど上回っています。

つまり、4号艇は3回に1回は2着以内、5号艇は5回に2回は3着以内になるということです。

そのため、G1において2・3着は内枠の艇だけでなく、4・5号艇も絡みやすいことがうかがえます。

相手選びの際、選手を広く選択しすぎて多点買いになり、回収率が下がることには注意が必要でしょう。

配当は2,000円付近が最も出やすい

配当分布を確認することで、そのレースが荒れやすいのか荒れにくいのかを判断することができます。

G1は他のグレード比べて荒れやすいのか否か、2023年1月〜2024年4月現在における、各グレードの配当分布をまとめました。

他のグレードと比べてG1では、1,000円～1,999円の配当が最も出ています。

それに次いで多いのが、2,000円～2,999円の配当。

中でも、2,000円前後のレースが半数以上を占めていました。

1号艇の1着率が高いためか大荒れするレースは少なく、どちらかと言うと人気決着が多いことがうかがえます。

地元選手が活躍しやすい

競艇のG1において人気決着が多いのは、地元選手が活躍しやすいことが1つの原因でしょう。

それは、優出選手に注目すると一目瞭然。

2023年1月〜2024年4月現在までに開催された37種類のG1において、地元選手が優出しなかったのはたったの8開催です。

これを踏まえると、8割近くのG1レースで地元選手が優出しています。

実力が拮抗しているG1だからこそ、ホームプールでレースをできる地元選手の優位性が際立っているようです。

競艇のG1で勝つための買い方

G1のレース傾向が把握できたら、本題である勝つための買い方を押さえていきましょう。

押さえておきたい買い方のポイントは以下の5点です。

• 軸を絞りやすい10種類のレースで勝負する
• 1‐234‐3456を基本的な買い方とする
• オッズ20倍前後を狙って買う
• 相手が選べないときは流す
• プロの予想と比較して信憑性を確かめる

上記5点のポイントを押さえれば、確実にG1での勝率を高めることができるので、詳しくご紹介します。

軸を絞りやすい10種類のレースで勝負する

G1全体では人気決着が多いですが、1つ1つのレースを見ると荒れやすいレースもあります。

そのため、できるだけG1のレース特徴に合致する開催で勝負するのが重要です。

2023年1月〜2024年4月現在、1号艇の1着率がG1レースの平均である71％以上の開催をピックアップしました。

上記のレースであれば、1号艇の1着率がG1レースの平均である71％を超えるので、1号艇が飛んでしまう可能性が低いレースと言えます。

逆に上記以外のG1は71％を下回っているので、勝負を避けるのが無難です。

1‐234‐3456を基本的な買い方とする

G1の連対率では4・5号艇の数値が高くなっています。

展開としては、まくりにいった4号艇に5号艇が追走して連に絡むパターンがほとんど。

そのため「1‐234‐3456」の買い方で勝負したほうがいいでしょう。

というのも、4号艇がまくりきれなかった場合、2着は内枠の2・3号艇と4号艇の争いになりやすいためです。

また、3着については1・2号艇が先行するパターンが多く3〜6号艇で争うことになります。

つまり、この買い方であれば、G1のレース傾向を押さえた組み合わせを網羅できるわけです。

オッズ20倍前後を狙って買う

「1‐234‐3456」の買い方であれば、G1のレース傾向を押さえた組み合わせを網羅できます。

ただ、点数が10点となり、場合によってはトリガミになるリスクがあるでしょう。

点数を絞る場合は、オッズ20倍前後の組み合わせに絞って買うのがおすすめです。

G1では、2,000円前後の配当で決着する割合が多くなっています。

そのため、オッズ20倍前後を狙って買うことで当たる確率を維持しつつ勝負することが可能です。

例えば、以下のレース。

オッズ表では、紫枠とオレンジ枠の部分が20倍前後の人気です。

それと「1‐234‐3456」の買い方を踏まえると、オレンジ枠は省かれるので、3点と点数を絞って勝負することができます。

もちろん、そのまま3点で勝負してもいいですし、オレンジ枠も含めて4点勝負にしても元々の10点勝負と比べれば少点数での勝負が可能です。

どちらの買い方にするにせよ、点数は絞られているので当たったときの回収率に期待できます。

ちなみに、本レースでは「1-4-5」で決着し、25.9倍の配当が付きました。

相手が選べないときは流す

「1‐234‐3456」の買い方でも網羅できそうにない、展開が読みづらいというときは相手を流すのも1つの手。

買い目としては「1‐全‐全」です。

この場合、点数が20通りで1号艇以外のすべての艇を相手に選択するため、的中率には期待ができます。

ただ、点数が多くなるので、トリガミにならないように舟券代を調整したり、点数を絞ったりすることを忘れないようにしましょう。

プロの予想と比較して信憑性を確かめる

ここまでのステップで、G1で勝つ確率を大きく高められるでしょう。

ただ、中にはまさかの大荒れで外してしまうのが不安な人もいるかもしれません。

そこで、プロの予想と自分の買い方を比較して信憑性を高めるのがおすすめです。

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競艇のG1の買い方まとめ

今回は、競艇のG1における買い方についてご紹介しました。

ムサシがご紹介したG1の買い方であれば、間違いなく勝率を高めることができます。

今までG1で結果を残せなかったり、買い方がわからなかった人はぜひ実践してみてください。