競艇で勝てない仕組みや理由とは？勝つためのポイントまで徹底解説！

競艇は、他の公営競技に比べて組み合わせ数が少なく当てやすいです。

しかし、実際には競艇で勝負するほとんどの人が勝てない状況。

そんな状況が続くときは、競艇で勝てない仕組みと勝てない理由を明確にすると突破口が見えてきます。

そこで今回は、競艇で勝てない3つの仕組みと5つの理由について徹底解説しました。

勝てない状況を脱却し勝率アップにつなげるポイントについてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

競艇で勝てない3つの仕組み

そもそも競艇で勝てないのは、競艇そのものの仕組みが大きく関係しています。

上記3つの仕組みは競艇の特徴でもあるので、勝率アップの第一歩としてしっかりと押さえておきましょう。

還元率が75％で期待値が低い

競艇で勝てない仕組み1つ目は、還元率が75％と期待値が低いこと。

例えば、100万円の売上で還元率80％だった場合、予想を当てた人々は80万円を分け合うといった具合です。

ただ、競艇の還元率は75％。

オンラインカジノやパチンコ・パチスロと比べて競艇は10％近く還元率が低いです。

そのため、期待値も低くなり勝ちにくくなっています。

的中確率がそこまで高くない

競艇で勝てない仕組み2つ目は、的中確率がそこまで高くないこと。

確かに、競艇は他の公営ギャンブルと比べて組み合わせ数が少なく的中確率が高いです。

以下に競艇の各券種とその的中確率をまとめました。

最も点数が少ない複勝でも的中確率は33.3％。

3回に2回は不的中になる数値です。

そのため「競艇が当てやすい」というのはあくまで他の公営ギャンブルと比較したときの話。

競艇そのものが当てやすいわけではないと肝に銘じておきましょう。

的中率と回収率のバランスが取りにくい

競艇で勝てない仕組み3つ目は、的中率と回収率のバランスが取りにくいこと。

一般的に的中率と回収率は、片方を上げようとすれば片方が下がる傾向にあります。

これは、競艇も例外ではなく券種ごとの平均配当を考えるとよりわかりやすいです。

的中率を極限まで高めたい場合、全通り買いをすれば100％当たります。

ですが、その分舟券代が大きくなるため、どの券種であっても大荒れしない限り大赤字となるでしょう。

そのため、競艇で勝つためには、決して高くない的中確率の中で点数を絞り回収率を高めなければなりません。

つまり、的中率と回収率の両立が難しいため、なかなか勝てない人が多くなっています。

競艇で勝てない5つの理由

競艇で勝てないのは、競艇の仕組み以外にも理由があります。

それが、予想する側の理由。

競艇の仕組みを変えるのは困難ですが、予想する側の勝てない問題点は改善できます。

勝てない理由を明確にして、効果的に勝率アップにつなげる準備をしていきましょう。

競艇のセオリーや知識を理解していない

大前提として、競艇のセオリーや知識を理解していない人は勝てません。

というのも、ボートレースには他の公営ギャンブルにはないセオリーや独特の特徴・ルールがあるためです。

最低でも押さえておきたいのは、以下の2点。

• インコースが圧倒的に有利
• 階級差ごとに実力差が明白

上記を押さえておくことで、軸選びや展開予想に役立ちます。

例えば、1号艇のみA1選手のレースでは、その選手が勝つ可能性が非常に高いです。

そのため、軸は決まったも同然なので、仮に3連単で勝負する場合2・3着を選ぶ勝負になります。

つまり、120通りの勝負から20通りの勝負にすることが可能。

以上のようにセオリーや知識を知っておくだけで一気に予想しやすくなるので、インプットを怠らないようにしましょう。

競艇場の特徴を把握していない

競艇場の特徴を把握していないことも勝率を落とす大きな原因。

というのも、競艇場は全国に24会場あり、それぞれに異なった特徴を持っているためです。

競艇場の中には、インコース有利のセオリーが通じにくかったり、季節によってコースごとの勝率が変わったりする会場も。

そのため、競艇場に合わせて予想の仕方を変える必要があります。

ムサシ屋では全国24か所の競艇場の特徴を解説しているので、そちらを参考に競艇場の特徴を把握しましょう。

勝負するレースを厳選していない

競艇の知識や競艇場の特徴をインプットすれば勝ちやすくなりますが、無闇に勝負してはいけません。

というのも、競艇はやればやるほど負ける仕組みになっているため。

競艇は的中率と回収率の両立が難しいので、その中でも予想しやすくうまみのあるレースで勝負する必要があります。

そんな中で、十分にレース吟味せず隙間時間で勝負したり、気分で勝負したりしては無駄に勝負回数が増えて勝てなくなるのは当然です。

競艇で勝つためには、確実性の高い勝負をして負けの回数を減らすことも重要なので、場当たり的な勝負はしないようにしましょう。

展開予想ができていない

レース展開を予想する展開予想ができないと、たとえレース選びが上手くても勝てません。

出走表を見れば、以下のように様々なことが数値としてわかります。

• 枠番
• 選手の勝率や節内成績
• モーターの連対率　
• 展示タイム　など

ただ、これらはあくまで数値上の話。

競艇は、枠番や選手の勝率だけでなく、モーターの気配や選手の調子など数値化できない要素もレースに大きく影響します。

そのため、出走表からわかる数値はあくまで目安と考えるのが賢明。

目安としての情報を元に、レース展開を想定して勝負することで予想精度を高められるので、間違っても数値だけで勝負しないようにしましょう。

うまみのある買い方ができていない

競艇で勝てない人は、うまい買い方ができていないことがあります。

前述の通り、競艇は平均配当が低いので当てることだけ考えていては勝てません。

そのため、以下の2点を確認するのが重要です。

• 点数を絞れているか
• 舟券代を調整できているか

上記がしっかりとできていれば、当たってもトリガミなんてことは避けられます。

それだけでなく、当たったときに稼げる金額を大きくしたり、回収率を高めたりできるのでプラスを伸ばしやすいです。

よって、買い目ができたら勝負するのではなく、オッズを確認してうまみのある買い方をするようにしましょう。

競艇で勝てない人が勝つための5ポイント

ここまでで競艇で勝てない仕組みと理由をしっかりと把握できたでしょう。

では、競艇で勝てない人が勝つための方法についてご紹介します。

上記は競艇で勝てない仕組みと理由をクリアにした勝負方法なので、勝率アップに近づくこと間違いなし。

勝てない状況から脱却するためにもしっかりと身に付けましょう。

セオリーを大前提に勝負スタイルを決める

1つ目のポイントは、セオリーを大前提に勝負スタイルを決めること。

競艇におけるインコース有利のセオリーは絶対ではないです。

ただ、明確にインコースが有利と数値化できるので、無視することはできません。

※集計期間：2023年7月1日～2024年11月21日

外側のコースになればなるほど1着率が著しく下がっており、特に1コース1着率は50％を超えで2回に1回は1着となる数値。

そのため、本命党であれば堅実に決着するレースで着実かつコンスタントに稼ぐべきです。

逆に、穴党であれば長期戦と舟券代がかさむことを覚悟して、一発の高配当を狙うのが基本。

勝負スタイルがブレると、レース選びや買い目の作り方にも影響が出て確実に予想精度が落ちます。

よって、セオリーを前提として自分がどう狙うのか勝負スタイルを決めてブレないようにしましょう。

知識を活かして勝負するレースを厳選する

2つ目のポイントは、知識を活かして勝負するレースを厳選すること。

競艇場やモーター、選手の得意不得意など、知識があれば狙い方に合わせて勝負するレースを厳選しやすいです。

例えば、本命党の人はインが強い競艇場でイン戦を得意とする選手が1号艇のレースで勝負するといった具合。

そうすることによって、狙い方とミスマッチなレースで勝負するのを避けることができます。

当然、無闇矢鱈に勝負して負ける回数が減るので、勝率を高めやすくなるでしょう。

展示レースで展開予想をする

3つ目のポイントは、展示レースで展開予想をすること。

展開予想は展示レース後の情報を元に行うことが可能ですが、実際に展示レースを目で確認して行うべきでしょう。

そもそも展開予想の最たる目的は、数値化できない要素を加味して予想精度を上げること。

そのため、以下のような数値化できない要素を確認しましょう。

• モーターの気配
• 選手のターンがスムーズか
• 波の状況
• 風の影響
• スタート隊形　など

中でもモーターの気配は、非常に重要。

というのも、モーターは艇の推進力になるので、その良し悪しがレースに大きく影響するためです。

モーターの見方がわからない人はしっかりと見るべきポイントを身に着けておきましょう。

この他、スタート隊形を把握すると展開予想時にスジ舟券を想定しやすくなります。

スジ舟券は特定のコースの選手が1着になる場合、◯コースの選手が2・3着になりやすいという経験則に基づいているので、妥当な予想をしやすくなるでしょう。

スジ舟券については、以下の記事で詳しくご紹介しているので、そちらをご参照ください。

プロの予想を参考に点数を絞る

4つ目のポイントは、プロの予想を参考に点数を絞ること。

前述の通り、競艇そのものは決して的中確率が高いギャンブルではないので、当たる期待値は高めておいて損はありません。

また、勝つためには回収率も高める必要があります。

そこで、的中率を維持しつつ回収率を高めるためにプロの予想を元に無駄な買い目を省きます。

例えば、2024年8月2日の江戸川競艇における2R。

ここまでのポイントを踏まえて出走表と展示レースを確認すると「1-234‐234」の6点が妥当でしょう。

そして、本レースにおいてプロの予想師の予想が公開されていた「グランドライン」を確認すると以下の買い目。

「1-2‐◯」の組み合わせが最も多くなっているので「1-2‐234」の3点に絞って勝負できます。

結果は「1-2-3」の10.7倍で的中。

仮に1点1,000円で勝負していた場合、6点の場合と3点の場合では以下のような違いが出ます。

3点の方が回収率では200％ほど上回り、収支では3,000円多くプラス。

以上のようにプロの予想を活用することで、的中率を維持しつつ点数を絞れるのでうまい買い方がしやすくなります。

ただ、プロの予想はサイトによって確認できるレースが異なるので、ムサシ厳選の優良サイト一覧から複数活用するのがおすすめです。

オッズを確認して舟券代を調整する

5つ目のポイントは、オッズを確認して舟券代を調整すること。

舟券代を調整すると稼げる金額や回収率を高めることに繋がります。

例えば、以下のレースで「1-3‐2456」で勝負したとしましょう。

• 1‐3-2　10.5倍
• 1‐3-4　7.0倍
• 1‐3-5　7.3倍
• 1‐3-6　27.5倍

仮に最人気の「1‐3-4」で当たり、1点あたり1,000円で買った場合と「1‐3-4」のみ2,000円で他は1,000円で買った場合を比べます。

結果は「1‐3-4」のみ2,000円で買った方が150％以上回収率が高くなりました。

また、収支では3倍以上の差が出ています。

以上のように、舟券代の調整まですると当たったときによりうまみを出すことができるので、例えトリガミがなくとも調整をするようにしましょう。

競艇で勝てないときは勝ちすぎてる人を真似るのも有効

ご紹介したポイントを押さえて勝負すれば、どんな人でも競艇で勝つことができるようになるでしょう。

ただ、中には自分の予想に自信が持てない人もいるかも知れません。

その場合は、競艇で勝ちすぎている人の買い方を真似るのも有効です。

競艇では多くの人が勝てていませんが、ごく一部勝ちすぎと言えるほどに勝っている人がいるのも事実。

そんな人に近づきたい人は、以下の記事で競艇で勝ちすぎている人について詳しく解説しているので、そちらも合わせてご参照ください。

競艇で勝てないまとめ

今回は競艇で勝てないというテーマについてご紹介してきました。

競艇はしっかりと知識を身に着け、適切に勝負すれば確実に勝率アップにつながります。

そのためには、競艇で勝てない仕組みと理由を知るのが第一歩。

今回ご紹介した内容をしっかりと踏まえて白星を量産していきましょう。