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ココモ法は競艇で通用するが高リスク!効率よい活用法を表でご紹介!

競艇ココモ法 トップ

競艇を始め、ギャンブルの歴史は長く様々な勝負方法が開発されてきました。

中でも、ココモ法はマーチンゲール法と同様に続けることで100%勝てる勝負方法として有名。

もともとは、カジノの勝負方法として開発されましたが、理論上は競艇でも活用することができます。

そこで今回は、競艇ココモ法を活用したらどうなるのか徹底解説。

ココモ法の概要から競艇における効果的な活用法についてもご紹介するので、一味変わった勝負方法で勝ちたい人はぜひ最後までご覧ください。

今田武蔵
今田武蔵
ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!

ココモ法とは前回と前々回の賭け金で勝負する方法

競艇ココモ法 概要

ココモ法とは、負けたときに前回と前々回の合計賭け金で勝負する方法です。

そのため、ココモ法の特色が最も出るのは、2回連続で負けて3回目以降の勝負をするとき。

例えば、1回目に300円で勝負して負けて、2回目の勝負は600円で負けたとします。

2回目の勝負でも負けた場合、3回目の勝負では前回(2回目)と前々回(1回目)の賭け金を合計した900円で勝負。

これを当たるまで続けるのが、ココモ法です。

使える条件は以下のようにシンプルなので、18世紀のフランスのカジノで人気を博しました。

ココモ法が使える条件

・的中確率が1/3(3.3%)
・オッズが3倍以上

上記はカジノで活用する場合の条件ですが、競艇で活用する場合も類似した条件になります。

では、具体的に競艇で活用した場合、条件や舟券代・利益などはどうなるのか把握していきましょう。

ココモ法を競艇に活用したシミュレーション!勝てないという噂は本当か?

ココモ法を競艇を活用する場合、オッズが2.7倍以上である必要があります。

というのも、投資金額(舟券代)を回収するためのオッズ(必要オッズ)が2.6倍付近になるため。

勝負回数 舟券代 累計舟券代 必要オッズ
1回 100円 100円 1倍
2回 100円 200円 2倍
3回 200円 400円 2倍
4回 300円 700円 2.333倍
5回 500円 1,200円 2.4倍
6回 800円 2,000円 2.5倍
7回 1,300円 3,300円 2.538倍
8回 2,100円 5,400円 2.571倍
9回 3,400円 8,800円 2.588倍
10回 5,500円 14,300円 2.6倍
11回 8,900円 23,200円 2.606倍
12回 14,400円 37,600円 2.611倍
13回 23,300円 60,900円 2.613倍
14回 37,700円 98,600円 2.615倍
15回 61,000円 159,600円 2.616倍
16回 98,700円 258,300円 2.617倍
17回 159,700円 418,000円 2.617倍
18回 258,400円 676,400円 2.617倍
19回 418,100円 1,094,500円 2.617倍
20回 676,500円 1,771,000円 2.617倍

上記の表を元にすると100円で勝負を始めたとき、10回目以降は約2.6倍に収束します。

そのため、ココモ法を競艇で活用して勝つには最低2.7倍のオッズが必要です。

では、競艇で12R分勝負をしたときの勝ったパターンと負けたパターンを見てみましょう。

  • 勝ったパターン
  • 負けたパターン
レース 舟券代 結果 払戻金 収支
1R 1,000円 不的中 0円 -1,000円
2R 1,000円 不的中 0円 -2,000円
3R 2,000円 不的中 0円 -4,000円
4R 3,000円 不的中 0円 -7,000円
5R 5,000円 的中 20,000円 8,000円
6R 1,000円 不的中 0円 -1,000円
7R 1,000円 不的中 0円 -2,000円
8R 2,000円 不的中 0円 -4,000円
9R 3,000円 的中 12,000円 5,000円
10R 1,000円 不的中 0円 -1,000円
11R 1,000円 的中 4,000円 2,000円
12R 1,000円 不的中 0円 -1,000円
レース 舟券代 結果 払戻金 収支
1R 1,000円 不的中 0円 -1,000円
2R 1,000円 不的中 0円 -2,000円
3R 2,000円 不的中 0円 -4,000円
4R 3,000円 不的中 0円 -7,000円
5R 5,000円 不的中 0円 -12,000円
6R 8,000円 不的中 0円 -20,000円
7R 13,000円 不的中 0円 -33,000円
8R 21,000円 不的中 0円 -56,000円
9R 34,000円 不的中 0円 -90,000円
10R 55,000円 不的中 0円 -145,000円
11R 89,000円 不的中 0円 -234,000円
12R 144,000円 不的中 0円 -378,000円

※オッズは4倍で計算

勝ったパターンは、5・9・11Rで的中しており、トータルで+14,000円。

ただ、勝負回数は12回でトータルの舟券代は22,000円なので、コスパ・タイパ的には物足りなさがあります。

一方、負けたパターンでは、トータルで37万以上のマイナス。

以上を踏まえると、ココモ法を競艇に活用する場合リスクの割にはうまみが少ないと言えます。

ココモ法を競艇に使うメリット・デメリット

シミュレーションの結果、ココモ法を競艇に活用する価値はそこまでありませんでした。

ただ、あくまでシミュレーションなので、実際と異なる場合がありえます。

そこで、シミュレーションと競艇歴30年のムサシの経験を元に、ココモ法を競艇で活用した場合のより具体的なメリット・デメリットについてまとめました。

  • メリット:勝負を続ければ100%勝てる
  • デメリット:大負けのリスクがある

安易に活用して損をしないためにも、しっかりと把握しておきましょう。

1回の勝ちで負けた分を帳消しにできる

競艇ココモ法 メリット

ココモ法を競艇に活用する上で最大のメリットは、続けることで理論上確実に勝てること。

競艇において、最も的中確率が高いのは複勝の約33.3%ですが、それでも理論上3回に2回は負けます。

最も人気な3連単に至っては、的中確率が約0.8%で100回やって1回当たるかどうかの数値です。

それを踏まえると、負け続けても1回の的中で確実にそれまでのマイナスを帳消しにして勝てるので、その意味では必勝法と言える勝負方法でしょう。

大負けのリスクがある

競艇ココモ法 デメリット

ココモ法を競艇に活用する上で最大のデメリットは、大負けのリスクがあること。

当たるまで続ければ確実に勝てますが、それまで舟券代はかさみ続けます。

そのため、当たる前に軍資金が底を突く可能性が高いです。

軍資金が底を突けば次の一手が打てなくなるので、多額のマイナスとなってしまいます。

執筆者画像

今田 武蔵

軍資金がかさみ続けることで、1点あたりの舟券代が大きくなりやすいです。あまりに舟券代が大きくなりすぎると、オッズ低下のリスクがあることもデメリットの1つでしょう。

ココモ法を競艇で活用するための改良ポイント

競艇ココモ法 改良ポイント

ココモ法を競艇に活用するメリット・デメリットを踏まえてもデメリットの方が大きいと思う人は多いでしょう。

ただ、競艇でココモ法を続けることができれば、確実に勝てるのも事実。

つまり、デメリットさえ払拭できれば、競艇でも効果的に活用できるということです。

そこでここからは、ココモ法を改良して競艇で効果的に活用するポイントについてご紹介します。

ココモ法の改良ポイント

・軍資金の上限を決める
・3連複か2連単で勝負する
・鉄板レースのみで勝負する
・追い上げをするタイミングをずらす

上記ポイントを押さえれば、ココモ法を競艇で活用して勝率アップが見込めるので、しっかりと把握していきましょう。

軍資金の上限を決める

まずは、軍資金の上限を決めましょう。

というのも、ココモ法を競艇で活用して負け続けると舟券代がかさみ続けるためです。

最も最悪なパターンは、ココモ法を活用している途中で軍資金が底を突いてしまうこと。

そうならないためにも、1日や1レースあたりの軍資金を設定することが重要になります。

その際は余裕を持った軍資金の額を設定するようにしましょう。

執筆者画像

今田 武蔵

後述しますが、ムサシがおすすめするココモ法の活用法では8レース勝負になります。そのため、8レース分勝負ができるように軍資金を用意すると良いでしょう。

3連複か2連単で勝負する

ココモ法を競艇で活用する際、勝負する券種は3連複か2連単の二択。

というのも、的中確率と平均オッズを考慮したときに勝率アップが見込みやすいためです。

賭式 的中確率 平均オッズ
(全体)
平均配当
(最人気)
単勝 16.7% 4.13倍 1.66倍
複勝 33.3% 2.62倍 1.1倍
2連単 3.3% 18.65倍 4.62倍
2連複 6.7% 9.34倍 2.53倍
3連単 0.8% 73.39倍 13.1倍
3連複 5.0% 12.79倍 5.63倍
拡連複 20.0% 5.57倍 3.13倍

まず、単勝・複勝・2連複・拡連複は、ココモ法を競艇に活用する必要オッズ2.7倍を満たさないので論外です。

そうなると、2連単・3連単・3連複の三択になりますが、前述の通り3連単は的中確率が約0.8%で100回やって1回当たるかどうかの数値。

そのため、当たる前に軍資金が底を突いてしまう可能性が高いです。

よって、2連単と3連複が的中確率・平均オッズ共にココモ法に適した券種となります。

鉄板レースのみで勝負する

勝負すべきレースは、鉄板レースの一択です。

というのも、2連単と3連複が3連単より的中確率が高いとは言え、100%当たるわけではないため。

できるだけ当たる期待値を高めて、舟券代がかさみ過ぎないようにするのが賢明です。

具体的には、以下のような堅実な決着が多いレースで勝負するのが良いでしょう。

上記のレースであれば、他のレースと比べて大番狂わせが起こりにくく、堅い決着が多いです。

もし、鉄板レースを探すのが手間な場合は、平日限定でムサシ厳選の鉄板レースをまとめた記事があるのでそちらをご参照ください。

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人気決着の可能性が高い鉄板レースとその予想をまとめてご紹介!

追い上げをするタイミングをずらす

舟券代がかさむのを抑えるのには、ココモ法での追い上げタイミングをずらすのも有効。

全レース不的中だったときの通常のココモ法と6Rからココモ法を始めたパターンを比べてみましょう。

レース 舟券代
(通常)
舟券代
(6R〜)
収支
(通常)
収支
(6R〜)
1R 1,000円 1,000円 -1,000円 -1,000円
2R 1,000円 1,000円 -2,000円 -2,000円
3R 2,000円 1,000円 -4,000円 -3,000円
4R 3,000円 1,000円 -7,000円 -4,000円
5R 5,000円 1,000円 -12,000円 -5,000円
6R 8,000円 2,000円 -20,000円 -7,000円
7R 13,000円 3,000円 -33,000円 -10,000円
8R 21,000円 5,000円 -56,000円 -15,000円
9R 34,000円 8,000円 -90,000円 -23,000円
10R 55,000円 13,000円 -145,000円 -36,000円
11R 89,000円 21,000円 -234,000円 -57,000円
12R 144,000円 34,000円 -378,000円 -91,000円

※1,000円から勝負を始めたと想定

通常であれば12Rまで不的中だと378,000円のマイナスですが、6Rからココモ法を始めたときは全て不的中でも91,000円のマイナス。

ココモ法での追い上げをずらすことによって、負けた場合のマイナスを大幅に小さくすることが可能です。

そのため、自信のあるレースはできるだけ締め切り時間が遅いレースから選び、勝負結果と軍資金を考慮してタイミングを計りましょう。

特におすすめなのは、以下の条件を満たして勝負すること。

ココモ法の効果的な追い上げ方

・鉄板レースを8レース分選ぶ
・8レース目が最も自信のあるレースにする
・5レース目からココモ法を活用

上記の条件を満たせば、1,000円から始めて全レース不的中でも22,000円の負けで収まる仕組みになっています。

レース 舟券代 収支
(全レース不的中の場合)
1レース 1,000円 -1,000円
2レース 1,000円 -2,000円
3レース 1,000円 -3,000円
4レース 1,000円 -4,000円
5レース 2,000円 -6,000円
6レース 3,000円 -9,000円
7レース 5,000円 -14,000円
8レース 8,000円 -22,000円

また、最も自信のあるレースを8レース目にすることで、7レースまで外れても取り返しやすいです。

さらに、勝負する2連単もしくは3連複の的中確率を踏まえると、8レース勝負すれば2回は当たる計算。

平均オッズが低い2連単でも理論上9,200円〜36,800円の払い戻しが見込めるので、非常に効果的なココモ法の活用法でしょう。

ココモ法改良版は競艇で通用するか徹底検証!

競艇ココモ法 検証

ココモ法を競艇で効果的に活用する改良ポイントをご紹介しましたが、大事なのは使う価値があるかどうか。

そこでここからは、改良したココモ法が競艇で通用するのか以下の条件で検証していきます。

  • 検証期間:2024年7月26日〜28日
  • 軍資金は1,000円からスタート
  • 券種は2連単で勝負
  • オッズが2.7倍以上の鉄板レースで検証

今回は3連複より平均オッズが低い2連単でもプラスにできるのか把握するために、2連単を選択しました。

では、改良版のココモ法は競艇で通用するのか、気になる結果は以下の通りです。

日付 レース 舟券代 結果 収支
7月26日 多摩川7R 1,000円 不的中 0円
多摩川8R 1,000円 的中 2,800円
徳山3R 1,000円 的中 3,000円
びわこ2R 1,000円 的中 4,400円
宮島5R 2,000円 不的中 0円
鳴門11R 3,000円 不的中 0円
多摩川11R 5,000円 的中 16,000円
若松1R 8,000円 不的中 0円
7月27日 芦屋1R 1,000円 不的中 0円
芦屋2R 1,000円 不的中 0円
芦屋3R 1,000円 不的中 0円
鳴門3R 1,000円 不的中 0円
宮島9R 2,000円 的中 5,600円
びわこ5R 3,000円 的中 8,700円
びわこ10R 5,000円 不的中 0円
下関9R 8,000円 的中 21,600円
7月28日 芦屋1R 1,000円 不的中 0円
芦屋2R 1,000円 不的中 0円
鳴門2R 1,000円 的中 2,700円
芦屋4R 1,000円 不的中 0円
鳴門7R 2,000円 不的中 0円
芦屋12R 3,000円 不的中 0円
下関8R 5,000円 不的中 0円
桐生12R 8,000円 的中 24,000円

ココモ法改良版の実践結果

戦績 24戦9勝15敗
舟券代 66,000円
払戻 88,800円
平均払戻 3,700円
的中率 37.5%
回収率 134.5%
累計収支 +22,800円

見事プラスにできました!

的中率に関しては、ココモ法改良版の理論値と概ね一致しており、大きな乖離はありません。

また、払い戻しについては8レースあたりの理論値が9,200円〜36,800円でしたが、26,200円〜35,900円と上振れるうれしい誤算。

鉄板レースさえピックアップできれば、競艇でココモ法を活用しても着実に稼ぐことができるでしょう。

執筆者画像

今田 武蔵

今回は2連単で検証しましたが、より平均オッズが高い3連複ならさらにプラスを伸ばしやすいでしょう。そのため、活躍する3艇を見極める自信がある人は3連複の方が適切です。

ココモ法を競艇で活用する際の注意点

競艇ココモ法 注意点

検証の結果、ココモ法は競艇でも使い方次第で十分に通用することがわかりました。

ただ、注意したいのがココモ法の趣旨。

ココモ法はマーチンゲール法と同様に追い上げをすることで、それまでの負けを帳消しにしてプラスにする勝負方法です。

そのため、大勝ちするためと言うより、勝つまで続けるという趣旨の勝負方法になります。

実際、検証でも20戦以上して収支+10万を超えるような結果は得られませんでした。

よって、一攫千金を狙いたい人には不向きな狙い方なので、その点を履き違えないようにしましょう。

ココモ法を競艇で活用するまとめ

今回は、競艇におけるココモ法についてご紹介しました。

ご紹介したココモ法の活用の仕方をマスターすれば、着実に稼ぐことができるでしょう。

ただ、ココモ法は追い上げ方式なので、改良版でもある程度は舟券代がかさみます。

さらに、ローリスク・ハイリターンを求めるならプロの予想に頼るのが効率的です。

ムサシ屋では、精度抜群のプロによる予想が無料で公開されているサイトをランキング形式でまとめているので、ぜひそちらもご参照ください。

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