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競艇で選手が守るべき暗黙のルール5つを徹底解説!

どうも。ムサシです。

今回は、競艇における暗黙のルールについてご紹介します。

競艇の暗黙のルール「レース」画像

競艇にはルールブックこそありませんが、レース方式や違反行為は明確に定義されています。

分かりやすいところでいうと「フライングスタート」「スタート事故」「モーター抽選」など・・・。

競艇で何度か勝負したことがある方なら、これらのルールはご存知でしょう。

ただ、中には選手のみが知る暗黙のルールが存在します。

この暗黙のルールは、表にはあまり出回っていないので我々投票者で知っている方は少ないでしょう。

しかし、暗黙のルールはレース展開に大きく影響するので、把握することで予想精度を上げることが可能です。

ということで今回は、競艇における暗黙のルールについてご紹介します。

競艇で勝ちたいという方は、暗黙のルールの熟知してご自身の予想に活かしましょう。

今田武蔵
今田武蔵
ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!

競艇には暗黙のルール「選手道」がある

競艇には、レースを公正かつ安全に執り行うためのルールがあります。

ルールは大きく別けて「基本的なルール」と「暗黙のルール」の2種類。

基本的なルールは、冒頭で紹介したスタート方式や違法行為などで、ルールを破ると罰則があります。

対して暗黙のルールは、選手間で定義された取り決めのようなもので罰則があるわけではありません。

しかし、暗黙のルールを破ると他のレーサーから叱責、レースを乱す選手としていのレッテルが貼られてしまいます。

だからこそ選手はこの2種類のルール全てを熟知し、安全にレースへ臨む、選手としての名誉を守ることが重要です。

暗黙のルールは「選手道」とも言われていて、スポーツマンシップと言い換えることもできます。

競艇の代表的な漫画「モンキーターン」で頻繁に出てくる用語なので、ご存知の方も多いでしょう。

では、具体的にどんな暗黙のルールがあるのでしょうか?次で詳しくご紹介します。

競艇のレースにおける暗黙のルールは5つ

競艇の暗黙のルール「レース」画像

まずは、競艇のレースにおける暗黙のルールについてご紹介します。

レースにおける暗黙のルールは全部で5つ。

  • 6コースは前付け後の回り直し禁止
  • 前付け抵抗艇の内側への割り込みは控える
  • 艇同士の多少の接触は問題ない
  • 新人は高度なテクニックを利用しない
  • 新人は6コースから進入

ひとつひとつ詳しく確認しましょう。

6コースは前付け後の回り直し禁止

競艇はインが有利というセオリーがあります。

なので、待機行動で「123456」と枠番通りに進入した場合は1号艇が有利になるのは言わずもがな。

ただ、待機行動中に外枠の選手がインを取ろうとする「前付け」が起こるため、毎レース枠番通りに進入するとは限りません。

競艇の暗黙のルール「前付け」画像

前付けは、レース展開に大きく影響する要素なだけに、選手間で取り決められている暗黙のルールもいくつかあります。

代表的なのは「6コースは前付け後の回り直し禁止」という暗黙のルール。

回り直しとは、自コースが深インになった場合、もう一度回って外からやり直すということ。

簡単に言えば、前付けを行おうとした選手が「やっぱり辞めた」と元の位置に戻ることです。

なぜこの回り直しが6コースが禁止されているのかというと、大外の選手が前付けしようとした場合、内側の選手が抵抗し自コースを守ろうとするのがほとんど。

すると、ブロックした内側の艇は助走距離が短くなるためスタート難易度が上がります。

対して、6コースの選手はもとのスタート位置に戻れば影響はほとんどありません。

つまり、故意に前付け→回り直しをすれば、スロー勢よりも有利にレースを展開することが可能です。

しかし、それは選手道から外れる行為のため、暗黙のルールとして禁止されています。

前付け抵抗艇の内側への割り込みは控える

2つ目の暗黙のルールは「前付け抵抗艇の内側への割り込みは控える」というもの。

これも前付けにまつわる暗黙のルールです。

例えば、前付けしようとする6号艇を1号艇がブロックした場合、1号艇の内側にはスペースができます。

そのスペースに2号艇がうまく入り込むことができれば、インをこっそり奪うことが可能です。

そうなれば、2号艇が勝つ可能性が高くなるのは言わずもがな。

しかし、この前付け抵抗艇の内側への割り込みは選手道から外れる行為のため、暗黙のルールとして禁止されています。

艇同士の多少の接触は問題ない

3つ目の暗黙のルールは「艇同士の多少の接触は問題ない」というもの。

前付けからも分かる通り、競艇は至近距離でレースが展開されます。

そのため、ボート同士が接触することも少なくないです。

故意に妨害して転覆させた場合は違反行為となりますが、多少の接触は禁止されていません。

だからこそ我々は、迫力のあるレースを観覧することができるのです。

新人は高度なテクニックを使用しない

4つ目の暗黙のルールは「新人は高度なテクニックを利用しない」というもの。

競艇には様々なテクニックがありますが、難易度が高くなるにつれ危険が伴います。

そのため、デビューしたばかりで経験が乏しい新人選手は高度なテクニックの使用は禁止。

具体的に禁止されているテクニックは「しぼる」と「ツケマイ」の2種類です。

しぼるは、外側の艇が第1ターンマークでコースの内側に絞って捲りを狙う技。

ツケマイは、他艇の内側にピッタリついて全速ターンをして外から抜く技です。

これらのテクニックは大いに危険が伴うため、師匠からの許可が無い限り新人選手は使うことができなくなっています。

新人は6コースから進入

5つ目の暗黙のルールは「新人は6コースから進入」というもの。

新人選手は6号艇に配置されることが多いです。

これは、レースに慣れてもらうということを目的にしていて、安全にレースを執り行う上で非常に重要。

仮に、新人選手が前付けした場合、他艇に挟まれる形となるため、事故率が高くなります。

特に、旋回時は巻き込み事故が非常に多く、選手生命に関わる大事故が起きやすいです。

なので、新人選手は例え不利なコースからのスタートでも、前付けすることは禁止。

基本的に枠番通りのスタートというのが、暗黙のルールとなっています。

競艇のレース外における暗黙のルールは?

競艇の暗黙のルール「レース外」画像

競艇のレースにおける暗黙のルール5つをご紹介しましたが、実はレース外でも暗黙のルールが取り決められています。

これらは、レースに影響する要素ではありませんが、把握していなくても予想精度には関わりません。

しかし、知識を深めることができるとともに、もっと競艇を楽しむことができるので、覚えておいて損はないでしょう。

ボートの洗浄は新人選手が担当

レースの準備や片付けは、専門のスタッフが行うのではなく選手が担当。

これらの準備や片付けは養成所で指導され、新人選手が率先して担当するという暗黙のルールがあります。

また、レース3日目と5日目に行われるボート洗浄では、同じ支部の先輩レーサーのボート洗浄を新人が手伝わなければいけません。

周りから見ると「新人選手は大変だな」という風に感じますが、この風潮は新人と先輩が関われる貴重な時間になっています。

挨拶でレースを締める

一般社会でも挨拶は大切ですが、競争社会である競艇では特に挨拶が重要視されています。

普通なら何かが終わった後は「ありがとうございました」「お疲れさまでした」で終わるのが一般的です。

しかし、競艇の場合は「すみませんでした」でレースを締めることに暗黙のルールで決められています。

これは「ありがとうございました」「お疲れさまでした」よりも、角が立たずに低姿勢なイメージがあるということで定着したようです。

勝利者インタビューで喜びすぎない

選手は謙虚な姿勢であることが重要のため、勝利者インタビューで喜びすぎないということが暗黙のルール。

サッカーや野球などのスポーツでは、点を決めた際にパフォーマンスやガッツポーズをとり喜びを表しています。

ベンチで控えている選手も喜びを爆発させていることが多いです。

しかし、競艇では低姿勢が重要視されているため、調子にのって喜びすぎないことを暗黙のルールで定められています。

競艇の暗黙のルールまとめ

今回は、競艇の暗黙のルールについてご紹介しました。

競艇には、我々が知り得ない暗黙のルールがいくつも存在しています。

それらはレースに影響を及ぼす要素なので、しっかりと熟知した上で予想に活かしましょう。

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