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競艇の雨の影響についてご紹介!強い選手や予想方法・有利な選手・出目は?

競艇 雨 トップ

競艇だと荒れるの?」「雨で競艇は中止になるの?

という質問をよく見かけますが・・・

結論、競艇は雨でも荒れませんし、中止になることも滅多にありません。

しかし、競走水面で競い合う競艇において多少なりとも雨の影響があるのも事実。

ということで、競艇における雨にフォーカスして下記の内容を徹底調査しました!

雨で行われる競艇で勝ちたい方はぜひ、最後までご覧ください!

今田武蔵
今田武蔵
ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!

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「雨の日で勝ちたい」「勝つための予想方法が知りたい」

そう思いこの記事に辿りついた方が大半だと思います。

もちろん、後述する方法を踏まえた上で自身で予想するのもありですが…。

丸ノリで稼げるならこれ以上のことはないですよね?

そこで、本題を解説する前に、雨の日に強い予想を無料公開しているサイトをランキング形式でご紹介します。

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3位 競艇ギャラクシー +287,310円 70.1% 278.6%
4位 日刊スポーツ +50,100円 42.1% 154.1%
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競艇で雨の影響は4つ

まずは、競艇における雨の影響をご紹介していきます。

考えられる影響は以下の4つです。

競艇における雨の影響

・視界不良によりスタートを決めにくくなる
・湿度が上がりモーター出力が下がる
・水面状況が変わりやくなる
・雨が強すぎるとレースが中止になることがある

上記を把握しておけば、展示レースで選手を評価する際に役立つのでしっかりと覚えておきましょう。

視界不良によりスタートを決めにくくなる

競艇における雨の影響1つ目は、視界不良によりスタートを決めにくくなることです。

他の競技と異なり、競艇はフライングスタート方式を採用しているので、選手は大時計やターンマークなどを目印にタイミングを見計らってスタートします。

競艇 大時計 画像

そのため、雨が降っていると、ヘルメットのシールド部分に水滴が付着し視界が遮られることに。

結果、視界不良によって、タイミングを計れずスタートでミスをしてしまいやすくなります。

湿度が上がりモーター出力が下がる

競艇における雨の影響2つ目は、湿度が上がりモーター出力が下がることです。

モーターは、酸素と燃料の反応によって推進力を発揮する仕組みになっています。

ところが、雨が降ると、湿度が上昇して同じ体積での水分量が増え、酸素量が減少。

モーターの推進力源である酸素が少なくなるので、出力が低下するわけです。

結果、モーターの数値よりもスピードが出ないことが多くなります。

執筆者画像

今田 武蔵

雨によってモーターのスピードが出ないことで、特に影響が考えられるのがインコースのスロー勢。ただでさえ、アウトコースに比べて助走距離が短く加速しにくいことに加えて、モーターの出力が低いとなるとスタートで出遅れる可能性があります。

水面状況が変わりやくなる

競艇における雨の影響3つ目は、水面状況が変わりやくなることです。

競艇 雨のレース 画像

基本的に雨が降るのは、低気圧のとき。

低気圧の場合は、空気が流動するので風も吹きやすくなります。

そのため、水面に波が立ったり、うねりが発生したりして水面状況が変わりやすく、選手が安定して走れない可能性があるでしょう。

また、河川を競走水面にしている競艇場では、荒波となることがあります。

特に、江戸川競艇や福岡競艇は河川と競走水面が直結しているので、流量が増えて荒波となりやすく難水面として有名。

以上のように、雨の日は風や水量によって、不安定な競走水面になりやすいです。

雨が強すぎるとレースが中止になることがある

競艇における雨の影響4つ目は、雨が強すぎるとレースが中止になることです。

雨 画像

大雨の場合、選手の視界が非常に悪いだけでなく、水面も不安定。

そうなると、転覆や接触など事故のリスクが高まるので、各競艇場の主催者の判断でレースが中止になることがあります。

厳密な基準はありませんが、1時間雨量50~80mmを超えるような場合は中止になるケースで多いです。

仮に中止になった場合は、順延として同じレースが翌日に割り振られることもあります。

ただ、あくまで主催者が危険と判断した場合に雨の中止となるので、そうでなければ雨の中でもレースを行うのが一般的になります。

競艇で雨だから荒れるということはない

ここまで、雨が降った場合に考えられるレースへの影響をご紹介しましたが、実際にはどれほど影響するのか気になる人は多いでしょう。

そこで以下のように晴天時と雨のときを比較しました。

通常時と雨の日の比較方法

・集計期間は2023年7月1日〜2024年7月1日
・コース別勝率/出目/配当の3項目を比較

信憑性を担保するため、過去1年間(55065レース)のデータを元に調査。

また、コース別勝率/出目/配当の3項目を比較することでより詳細にどういう影響があるのかを分析しました。

結果、競艇において雨で荒れやすいとは言えないと判明。

なぜそのような結論になるのか、詳しくご紹介します。

コース別成績は大きく変わらない

まず、コース別成績についてです。

コース 1着率
(晴れ|雨)
2着率
(晴れ|雨)
3着率
(晴れ|雨)
1コース 54.3%|55.4% 16.8%|18.1% 8.1%|7.8%
2コース 13.1%|12.2% 24.2%|23.1% 16.5%|17.1%
3コース 12.2%|10.8% 19.7%|19.5% 18.7%|17.8%
4コース 8.6%|8.9% 15%|15.5% 17.8%|17.9%
5コース 4.7%|4.8% 10.6%|9.8% 16%|16.2%
6コース 6.8%|7.5% 13.5%|13.8% 22.5%|23%

各コースの1着率〜3着率について、2%以上の差はなくほとんどが1%未満の差。

そのため、雨でも晴れでもコース別成績に大きな変化はありません。

また、レース展開についても調査したところ、以下のようになっていました。

天候 逃げ 差し まくり まくり差し 抜き 恵まれ
晴れ 52.1% 15% 12.5% 12.3% 7.2% 1%
52.9% 14.6% 13.5% 11.5% 6.7% 0.9%

どの決まり手についても1%未満の差しかありません。

よって、雨がコースやレース展開に与える影響はほとんどないと言えます。

出目の傾向は大きく変わらない

次に、出目の傾向については、晴れの日と雨の日で出現率トップ5をまとめました。

順位 出目
(晴れ|雨)
出現率
(晴れ|雨)
1位 1-2-3|1-2-3 6.2%|6%
2位 1-2-4|1-2-6 5.1%|5.2%
3位 1-2-6|1-2-4 4.7%|4.5%
4位 1-3-2|1-3-4 4.4%|4.4%
5位 1-3-6|1-3-6 4.3%|4.2%

各出目同士で出現率にはほとんど差がありませんが、晴れの日と雨の日で2位と3位の出目が入れ替わっています。

また、晴れの日にランクインしていない「1-3-4」が雨の日にはランクイン。

これらを踏まえると、大きな違いはありませんが、雨の日の方は若干3着に外枠の艇が入りやすいようです。

ただ、1着は1号艇で2着は2・3号艇であることに変わりはないので、出目の傾向に大きな差はないと考えるのが妥当でしょう。

配当分布は大きく変わらない

最後に、配当分布についてです。

配当 晴れ場合 雨の場合
~999円 17.4% 17.9%
1,000円~1,999円 23.6% 23.8%
2,000円~2,999円 13.1% 12.5%
3,000円~4,999円 14.4% 14.1%
5,000円~9,999円 14.3% 13.9%
10,000円~99,999円 16.5% 17%
100,000円~ 0.5% 0.6%

配当分布についても1%以上の差はなく、似たり寄ったりの数値。

一般的には雨の日が荒れやすいと言われるので、高配当に偏るかと思われましたが、その傾向はありませんでした。

強いて違いを挙げるとするなら、3,000円~9,999円の配当は晴れの日が高い一方で、10,000円以上の万舟レベルの配当は雨の日が多くなっています。

そのため、ほんの少しだけ雨の日が万舟を狙いやすいようです。

競艇では雨のレースでも強い選手がいる

雨の日だからと言って特別レースが荒れる訳ではないことはお分かり頂けたかと思います。

おそらく、雨による視界不良や水面状況の変化は、全コースに等しく影響を与えるため、展開自体は大きく変わらないのでしょう。

競艇 雨のレース 画像

そのため、雨の日に大きな差が生まれるとすれば・・・選手の実力です。

ということで、ここからは雨に強い選手の見極め方をご紹介していきます。

全国勝率が高い選手

1つ目のポイントは全国勝率です。

出走表に記載してある勝率は、選手の実力の高さを表した数値で”全国勝率”と”当地勝率”があります。

雨の日に注目したいのが全国勝率。

というのも、全国勝率は過去6ヶ月のレース結果を元に導き出した指標となるため。

出走表 画像

6ヶ月あれば、雨の日のレースもしっかり経験している可能性が高く、仮に雨で不調となれば勝率が伸び悩みます。

一方、雨の日でも活躍できれば、勝率は高くなるので不安定な水面や視界が悪い中でも結果を残しやすい選手と判断することが可能です。

特に、全国勝率7.00を超えるようなA1選手の場合は、雨の日でも活躍しやすいので注目しておきましょう。

雨が多い地域の選手

2つ目のポイントは雨が多い地域の選手です。

競艇場は全国に24か所あり、それぞれに異なった特徴を持っています。

中には、立地上雨が振りやすい競艇場も。

競艇選手は、自身の所属する支部に紐づいた競艇場で日々練習をするので、当然降水量の多い競艇場をホームとしている選手は雨のレースでも活躍しやすいです。

そこで、以下に降水量の多い競艇場とそれに紐づく支部をまとめました。

競艇場 年間の雨のレース
大村競艇場 358
芦屋競艇場 348
下関競艇場 316
三国競艇場 301

集計期間:2023年7月1日〜2024年7月1日

例年、各競艇場の雨のレースは240前後ですが、上記の競艇場は300前後となっています。

そのため、上記の支部所属の選手が、雨の日にホームで走るときは注目してみると勝率を安定させやすいでしょう。

競艇で雨の日を攻略するためのポイント

雨の日でも晴れの日と出目や配当分布には変化がありませんが、レース環境は大きく変化。

そのため、雨の日だからこそ攻略する上で注意すべきことがあります。

特に注意したいのが、以下の6点。

  • セオリー重視の勝負を心がける
  • インコースのモーターの気配を重視する
  • 新人選手やベテラン選手の評価を下げる
  • 雨の日は風にも注意する
  • 万が一に備えてプロの予想を参考にする

それぞれ詳しくご紹介します。

セオリー重視の勝負を心がける

雨の日で最も注意したいのが、セオリー重視の勝負を心がけること。

前述の通り、雨の日だから大番狂わせが起こりやすいということはありません。

そのため、天候と同じで荒れそうだから穴狙いをするなんてことをしては、大損をしてしまいます。

レース環境が変わっても、インコース有利のセオリーは揺らがないと肝に銘じて予想するようにしましょう。

インコースのモーターの気配を重視する

基本的には、雨の日でもインコース有利のセオリーを重視して間違いありません。

ただ、モーターの出力低下はレース結果に直結するので、注目すべきでしょう。

雨の日 スタート

特に、インコースのモーターの気配には注意が必要です。

というのも、あまりにもインコースのスピードが遅いとセオリー通りの決着とはいかないため。

展示レースで周回タイムやスタートする際の気配を晴れの日以上に注視すべきです。

新人選手やベテラン選手の評価を下げる

選手を評価する際は、選手の年齢や新人選手かどうかを確認しましょう。

出走表 画像2

というのも、ベテラン選手は動体視力が低下していることが多く、雨による視界不良では活躍しにくいため。

また、新人選手は単純に雨天時のレースに慣れていない可能性が高く、活躍に期待しにくいです。

よって、雨の日は登録期や選手の年齢をいつも以上に注視しましょう。

雨の日は風にも注意する

雨の日は低気圧となり、風の影響が出てきます。

雨の日 風

風速3m以下の風であれば、大した影響はありませんが、風速4m以上になるとレースに影響が出るので注意。

一般的には追い風時がインコース有利で、向かい風時はアウトコースが有利とされているので、風速だけでなく風向にも注意を払いましょう。

もし、風速4m以上で風向が短時間で変わるようであれば、雨の視界不良に加えて水面が非常に不安定になるので攻略難易度が一気に高まります。

そのため、降雨かつ風速4m以上のレースの場合は、水面状況次第で勝負を避けることも検討しましょう。

万が一に備えてプロの予想を参考にする

雨の日は晴れの日と大きく傾向が変わりませんが、前述の通り晴れの日より若干万舟以上の荒れるレースが多くなります。

そうなると、万が一の荒れ方をして不的中となるのが心配な人もいるでしょう。

そこで、雨のボートレースこそリスクヘッジが重要になるので、プロの予想を活用するに越したことはありません。

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競艇での雨の影響まとめ

今回は、競艇の雨の影響についてご紹介しました。

基本的には雨の影響で大きくレース傾向が変わるわけではありません。

ただ、攻略するためには、注目すべきポイントが異なるので、しっかりとそれらを把握する必要があります。

ご紹介した注目ポイントを意識して、ぜひ雨のレースを攻略してみてください。

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