新女子戦「スピードクイーンメモリアル」を徹底解説!最速女子選手もご紹介!
2023年3月14日、日本モーターボート競走会が女子競艇選手を対象としたPG1新設を発表しました。
新たに開催されるPG1は「スピードクイーンメモリアル」で、2025年2月の開催予定です。
名称だけを見ると「速さ」を重視したPG1となりそうですが、一体どんな大会となるのか気になる人も多いかと思います。
そこで、新設されるPG1「スピードクイーンメモリアル」の概要から新設による影響まで徹底解説しました。
記事後半では「スピードクイーン」に最も近い女子ボートレーサーまでご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
スピードクイーンメモリアルとは?
まずは、スピードクイーンメモリアルの概要についてご紹介します。
今回新設されるスピードクイーンメモリアルは、PG1です。
PG1は、競艇におけるレースの最高峰SGに次いでハイグレードなG1に分類されます。
さらに、そのG1の中でもより人気や格式の高いレースがPG1認定されることが可能です。
人気が高いということは、それだけ注目を集める実力派な選手が出走するということ。
実力者同士、誰が勝ってもおかしくないレースとなるので一般戦よりも攻略難易度も高く、概要を押さえておくのは必須と言えます。
ここからは、新設の背景や出場条件などについて詳しく見ていきましょう。
新設の背景はレースタイムを重視したレースがなかったから
日本モーターボート競走会は、スピードクイーンメモリアル新設の理由について以下のように述べています。
1.プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走の新設
各競走場の最も速いレースタイムを記録した「スピード巧者代表」と、各競走場から推薦された選手が出場する、女子レーサーを対象としたグレードレース「プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走」を令和7年2月に開催します。(※2月に実施しているG2・レディースオールスターは令和6年度より5月頃の開催に変更予定です。)
現在、女子レーサーを対象としたG2以上のグレードレースは年間4競走が開催されていますが、多くのファンの皆様に支持されている女子レースで、今までに無い「レースタイム」を優先出場の選出基準としたグレードレースを新設することとなりました。
要約すると、女子戦においてレースタイムを重視したレースがなかったからというのが、新設背景と言えます。
ちなみに、2023年10月現在の女子戦のPG1は以下の2つ。
グレード | 大会名 | 概要 |
---|---|---|
PG1 | レディースチャンピオン | 女子レーサー最強を決める |
PG1 | クイーンズクライマックス | 賞金女王を決める |
確かに概要を見ると、レースタイム重視のレースはありません。
そのため、スピードクイーンメモリアルは「最速の女子レーサー」を決める大会となると言えるでしょう。
スピードクイーンメモリアルの出場条件
最速女子ボートレーサーを決めるスピードクイーンメモリアルですが、どんな選手が出場できるのか。
以下に出場条件をまとめました。
- A1〜B1級の女子選手(優先出場者を除く)
- 優先出場者24名(過去1年間で各競走場の最も速いレースタイムを記録した者)
- 各競艇場の推薦選手24名
- 開催場の希望選手4名
出場枠は全部で52名で、開催場であれば全部で5名の選手を推薦することができるということになります。
また、特徴的なのが、A1〜B1級の選手であれば出場の最低条件を満たすということ。
PG1はSGに次いでハイグレードなレースなので、出場の最低条件がA級ということも珍しくありません。
しかし、スピードクイーンメモリアルでは、階級について広く募っています。
そのため、女子選手の強さというより純粋に速さを競うことに特化していると言えるでしょう。
2025年の開催予定は浜名湖競艇
出場条件が理解できたら、次は開催場です。
スピードクイーンメモリアルは、同じG1でも開催場が固定される周年記念競走とは異なります。
そのため、毎年開催場は変わるのも特徴の1つ。
記念すべき初開催となる2025年は、浜名湖競艇での開催です。
浜名湖競艇は、3コースの差しや4・5コースのまくり差しが決まりやすいので、荒れるレースが多くなる可能性が高いでしょう。
新設によってどんな影響が出るかについて
ここまでで、スピードクイーンメモリアルの概要についてはご理解いただけたかのではないでしょうか。
そこで次に、スピードクイーンメモリアルの新設によってどんな影響が出るのかについてご紹介します。
女子戦だけでなく、ボートレース全体への影響もまとめているので、把握しておきましょう。
毎月PG1以上のビッグレースが開催
スピードクイーンメモリアルが開催されるのは、2025年の2月。
これまで毎年2月に開催されていたG2レディースオールスターは5月開催となります。
以下に主要なハイグレードレースの年間スケジュールをまとめました。
開催月 | グレード | 大会名 |
---|---|---|
1月 | PG1 | BBCトーナメント |
2月 | PG1 | スピードクイーンメモリアル |
3月 | SG | ボートレースクラシック |
4月 | PG1 | マスターズチャンピオン |
5月 | G2 | レディースオールスター |
5月 | SG | ボートレースオールスター |
6月 | SG | グランドチャンピオン |
7月 | SG | オーシャンカップ |
8月 | PG1 | レディースチャンピオン |
8月 | SG | ボートレースメモリアル |
9月 | PG1 | ヤングダービー |
10月 | SG | ボートレースダービー |
11月 | SG | チャレンジカップ |
12月 | SG | グランプリ |
12月 | PG1 | クイーンズクライマックス |
スピードクイーンメモリアルの新設によって、毎月PG1以上のビッグレースが開催されることになります。
毎月熱戦が繰り広げられると言っても過言ではないので、競艇ファンには楽しみが尽きないスケジュールでしょう。
3冠女王の可能性がある
スピードクイーンメモリアルによって、年間に開催されるPG1の女子戦は3大会に増えます。
女子戦においては、PG1が最もハイグレードなレース。
そのため、女子戦のPG1全てで優勝すると「3冠女王」が誕生する可能性が出てきます。
今までとは比べ物にならないほど、女子ボートレーサーの活躍が期待できるでしょう。
現在のスピードクイーン!最速女子選手をご紹介!
ここまでスピードクイーンメモリアルの全体像についてご紹介してきました。
それを踏まえると気になるのが「誰が優勝する可能性が高いのか」ということではないでしょうか。
そこで、2023年10月現在の各競艇場において最速記録を持つ女子ボートレーサーをまとめました。
場 | 選手名 | タイム |
---|---|---|
桐生 | 中田夕貴 | 1’46″8 |
戸田 | 大豆生田蒼 | 1’47″6 |
戸田 | 堀之内紀代子 | 1’47″6 |
江戸川 | 滝川真由子 | 1’49″4 |
平和島 | 廣中智紗衣 | 1’47″6 |
多摩川 | 渡邉優美 | 1’46″2 |
浜名湖 | 黒澤めぐみ | 1’47″7 |
蒲郡 | 出口舞有子 | 1’46″4 |
常滑 | 海野ゆかり | 1’47″4 |
津 | 藤原菜希 | 1’47″0 |
三国 | 遠藤エミ | 1’47″3 |
びわこ | 守屋美穂 | 1’47″3 |
住之江 | 遠藤エミ | 1’47″1 |
尼崎 | 守屋美穂 | 1’46″6 |
鳴門 | 遠藤エミ | 1’45″9 |
丸亀 | 守屋美穂 | 1’47″7 |
児島 | 田口節子 | 1’46″7 |
宮島 | 小野生奈 | 1’48″3 |
徳山 | 倉持莉々 | 1’49″1 |
下関 | 守屋美穂 | 1’46″6 |
若松 | 魚谷香織 | 1’47″4 |
若松 | 守屋美穂 | 1’47″4 |
芦屋 | 渡邉優美 | 1’45″4 |
福岡 | 大橋栄里佳 | 1’47″1 |
唐津 | 渡邉優美 | 1’46″9 |
大村 | 三浦永理 | 1’46″4 |
以上のデータから最速記録保持数のトップ3を割り出すと以下の通りです。
順位 | 選手名 | 最速記録保持数 | 会場 |
---|---|---|---|
1位 | 守屋美穂 | 5 | びわこ・尼崎・丸亀・下関・若松 |
2位 | 渡邉優美 | 3 | 多摩川・芦屋・唐津 |
3位 | 遠藤エミ | 3 | 三国・住之江・鳴門 |
守屋美穂選手が5会場で最速記録を持っており、圧倒的な成績です。
そのため、2023年10月現在で最も「スピードクイーン」に近いのは守屋美穂選手だと言えるでしょう。
なお、渡邉優美選手と遠藤エミ選手については、同じ記録だったため、レースタイムの平均値の早い方を上位にしています。
スピードクイーンメモリアルのまとめ
今回は、スピードクイーンメモリアルについてご紹介しました。
改めて内容をまとめると以下の通り。
- スピードクイーンメモリアルは2025年2月に開催予定のPG1
- スピードクイーンメモリアルは女子選手「最速」を決めるレース
- 第1回開催は浜名湖競艇
- スピードクイーンメモリアル新設によって毎月PG1以上の大会が開催される
- 「PG13冠女王」の可能性がある
- 現状最も「スピードクイーン」に近いのは守屋美穂選手
近年は、遠藤エミ選手が女子ボートレーサー史上初のSG優勝を成し遂げるなど、女子ボートレーサーの活躍が目覚ましいです。
「スピードクイーンメモリアル」新設によって、女子ボートレーサーのさらなる活躍が見れることに期待していきましょう。
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