ボートレーサーと体重の関係を徹底解説!上限や平均体重もご紹介します!
実は、競艇(ボートレース)には選手の体重が重要ということは皆様知っていますか?
基本的にはモーターや選手の勝率、成績などを見て予想をすると思います。
ムサシも実際は体重など気にしていませんでしたが、競艇を学んでいくうちにかなり”重要”だということに気付きました。
そこで今回は、競艇と体重の関係について徹底解説!
体重がレースに与える影響はもちろん、体重が重い競艇選手ランキングも合わせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!
目次
養成所の応募資格には身長制限と体重制限がある
競艇選手になるためには、身長、体重、視力などさまざまな基準をクリアしなければいけません。
特に「体重」と「身長」の制限が厳しいのが特徴で、これを満たしていないと、ボートレーサーを育成する養成所に入学することができません。
主な応募資格は以下の通りであり、記載されている8つの条件を全て満たすことが必要です。
- (1)年齢:15歳以上30歳未満
- (2)学歴:入所日において中学校を卒業していること
- (3)身長:175cm以下
- (4)体重:男子…49kg以上57kg以下、女子…44kg以上52kg以下
- (5)視力:両眼とも裸眼で0.8以上
- (6)弁色力:強度の色弱でないこと
- (7)聴力その他の健康状態:選手養成訓練を行うのに支障のない者
- (8)その他:禁錮以上の刑に処せられた者及びモーターボート競走法に違反して罰金以上の刑に処せられた者、選手養成訓練中に成績不良又は素行不良により養成を取りやめられた者、反社会的勢力との関係が疑われる等モーターボート競走の公正を害するおそれがあると認められるに足りる相当の理由のある者のいずれにも該当しない者
参考:ボートレース公式
このような厳しい身体条件をクリアし、学科・体力試験に加え人物試験を通過したもののみがボートレーサー養成所への入所が許されます。
その後、定員に対して倍率が40倍を超える狭き門をくぐった未来のボートレーサーは入所してからも、定期的に身体測定や体重測定を実施し身体面も厳しく管理。
それほど競艇にとって、体重というのは重要なものなのです。
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現役競艇選手の体重制限に関する規則
競艇というのは、養成所に入所する応募資格の段階から厳しい体重制限が設けられています。
それは競艇選手としてデビューをした後同じことで、常に体重というものを意識し続けなければなりません。
その理由としては主に2つ。
- 体重が勝敗に大きく影響するから
- 選手の健康に配慮する必要があるから
それぞれの観点からルールが具体化されているので、解説していきます。
上限はないが最低体重は定められている
競艇には「最低体重」というルールがあります。
現状の最低体重は、男女別に以下の通り。
男子 | 52kg |
---|---|
女子 | 47kg |
これは、選手の健康に配慮したものです。
大前提として、競艇はボートに乗って着順を競う競技なので、体重は軽いほうが有利。
そうなると、無理に減量をして体調を崩してしまう選手や最悪、命が危険になるまで追い込む選手が出てきます。
それを回避するために「体重は男子なら52kg以上、女子なら47kgにしましょう」というのがこのルールです。
ちなみに、上限についてはルールは養成所の入学以外では設けられていません。
これは、体重が軽いほうが有利な競艇でプロデビューして、わざわざ不利になることをする人ははいないということでしょう。
体重が足りない選手は重りをつけて走る
最低体重があるとは言え、体質や個人差によって、どうしても体重が最低体重を下回ることもあります。
その場合は、重りをつけて走ることになっています。
以下の出走表を見てみましょう。
赤枠で囲まれたところが、選手の体重と調整重量になります。
例えば、3号艇の杉田篤光選手の体重は51.5kg。
最低体重の52kgを0.5kg下回っています。
そのため、0.5kgのおもりを調整重量として加えて走るということになるわけです。
500g単位での体重調整になるので、いかに競艇において体重が重要かがわかります。
ボートレーサーの平均体重と平均身長!
グラム単位での調整が必要になるほど、選手の体重差がレースの勝敗に大きく影響します。
では、設けられている最低体重に対し、競艇選手の平均体重はどのくらいなのでしょうか。
平均身長と合わせて、男女別に見ていきましょう。
平均体重 | 平均身長 | |
---|---|---|
男性ボートレーサー | 54kg | 165.2cm |
女性ボートレーサー | 47.9kg | 156.9cm |
日本人の平均体重と比べるとどうなのでしょうか。
平均体重 | 平均身長 | |
---|---|---|
一般男性 | 64.0kg | 170.0cm |
一般女性 | 52.7kg | 157.9cm |
一般の人と比較すると、身長差に対して体重が非常に軽いことがわかります。
平均体重でこの差が出るということは、競艇選手は日頃から徹底した体重管理を行なっているのですね!
今田 武蔵
現役で活躍中の体重が重い競艇選手ランキング
体重が軽い方が有利とされる競艇では、やはり一般の人と比べて平均体重が低い傾向にあることがわかりました。
しかし、身長の高さや体質が影響して体重が落としにくい人も一定数います。
また、厳しい体重制限でメンタルや体調を崩してしまうよりも、好きなものを食べてレースに臨むという競艇選手も。
となると気になるのは、現役で活躍中の競艇選手において体重が重い選手は誰なのかということです。
そこで今回は、ボートレース公式の情報を参考にランキングを作成してみました!
男女別にベスト5までまとめているので、ぜひご覧ください。
男子1位は林恵祐選手
林恵祐選手が、男子ボートレーサーで最も重い体重であることがわかりました。
ボートレース公式のデータを参考にすると、その体重は65Kg。
男子競艇選手の平均体重よりも、10kg以上も重い体重となっています。
2位以下の順位はというと・・・・
順位 | 選手名 | 体重 |
---|---|---|
2位 | 田山和広 | 64kg |
2位 | 秋田健太郎 | 64kg |
4位 | 宮嵜隆太郎 | 62kg |
4位 | 岩井繁 | 62kg |
ほとんどが50歳前後のベテランボートレーサーという結果になりました。
これは、加齢による基礎代謝量や消費エネルギー量の減少が少なくなったことが大きな原因でしょう。
体重のハンデがあるということもあってA級の選手はいませんが、50歳を過ぎても現役バリバリで活躍しています。
女子1位は三松直美選手
三松直美選手が、女子ボートレーサーで最も重い体重であることがわかりました。
ボートレース公式のデータを参考にすると、その体重は63Kg。
体重が重いこともあって展示タイムはいつも下位ですが、A級経験もあるほどの実力者です。
では、三松直美選手がなぜこの体重なのかというと、体重を落とせない体質・病気であることが判明しました。
どのような病気なのか具体的にはわかりませんでしたが、当の本人は自身の体重に関して以下のように語っています。
痩せる気は満々ですよ。家でも、宿舎でも毎日ダイエットです。
引用元:デイリースポーツ
このように、体重の話題になるとしばしば自虐ネタで笑いを誘います。
競艇選手にとって不利な体質ではありますが、明るい人柄と持ち前のテクニックを武器に絶賛活躍中です。
その他、2位〜5位は以下のようになりました。
順位 | 選手名 | 体重 |
---|---|---|
2位 | 白石有美 | 59kg |
3位 | 野田部宏子 | 55kg |
4位 | 森世里 | 55kg |
5位 | 清水美唯 | 54kg |
今田 武蔵
体重の重い選手と軽い選手はどちらが有利?
ここまでで競艇における体重の重要性と競艇選手の平均体重についてご理解いただけたかと思います。
では、競艇において体重差はどのような影響を及ぼすのでしょうか。
基本的には、軽い選手の方が有利ですが、状況によっては重い選手が有利になることもあるのでしっかり把握していきましょう。
軽い選手のメリット・デメリット
軽い選手のメリットとデメリットは以下の通りです。
軽い選手のメリット一覧
- スタートで先行しやすい
- バックストレッチで前に出やすい
- 淡水の競艇場で有利
軽いのデメリット一覧
- ターンが安定しにくい
- 最低体重を下回ると重りをつけて自重ではない重量で走らなければならない
- 海水の競艇場で不利
体重の軽い選手は、淡水の競艇場での活躍が期待できます。
淡水は海水に比べて浮力が小さいです。
そのため、選手が軽いとボートが水面に沈み込むのを押さえる事ができ、水の抵抗が減るため、スピードが出しやすいということになります。
反面、スピードによりターンが安定しにくいというデメリットが生じます。
ターンに最も重要なのは、安定感です。
スピードが上がるとコントロールがしにくくなり、外側に流されてしまいやすくなってしまいます。
重い選手のメリット・デメリット
体重の重い選手メリットとデメリットは以下の通りです。
軽い選手のメリット一覧
- ターンで有利をとりやすい
- 海水の競艇場で有利
軽いのデメリット一覧
- スピードが出しにくい
- 淡水の競艇場で不利
体重が重い選手は、海水の競艇場での活躍が期待できます。
海水は淡水に比べて、浮力が大きいです。
そのため、体重が軽い選手のボートは浮いてしまう可能性が高まりますが、重い選手はその心配がありません。
安定感のある走りでターンで有利を取りやすくなるわけです。
一方、水の抵抗が大きくなるため、スピード負けしやすいというデメリットが生じます。
特に、淡水は海水より浮力が小さいため、ボートが水面に沈み込み軽い選手に遅れを取ることもあるでしょう。
ボートレーサーの体重管理!驚きの減量エピソードも!?
競艇選手にとって非常に重要な要素となる体重。
競艇選手でいるためには、徹底した体重管理が欠かせません。
たとえば、プロ野球選手からボートレーサーになった野田昇吾選手は、養成所に入る際に20kgの減量をしました。
プロデビュー前なので、正式には競艇選手ではありませんが、その時点でもそれだけ過酷なことをしています。
また、SGでも活躍する白井英治選手は、レース前に1食しか取らないことで有名。
これは、身長が173cmと競艇選手としては高いので、厳しい食事制限を強いられるためです。
どれも常人には真似できない体重管理と言えるでしょう。
競艇と体重の関係まとめ
今回は競艇と体重の関係についてご紹介しました。
内容を改めてまとめると以下の通り。
- 養成所の応募要項には「体重」「身長」に関する制限が設けられている
- 体重は競艇において勝敗を左右する
- 競艇には体重に関する規定がある
- 競艇選手の平均体重は一般人と比べてかなり低い
- 男子競艇選手で最も体重が重いのは林恵祐選手
- 女子競艇選手で最も体重が重いのは三松直美選手
- 体重の軽い選手・重い選手それぞれにメリット・デメリットがある
- 過酷な体重管理をしているボートレーサーもいる
体重は競艇において勝敗を予測する一つの要素です。
ただし、体重はあくまで補助的な判断材料になりますので、選手の実力や勝率が同じくらいの時に参考にするようにしましょう。
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今回内容で競艇と体重の関係がよくわかっていただけたかと思います。
体重を加味して予想しましょうといきたいところですが、そう簡単ではありません。
それは、500g単位の差がどれくらい影響するのかについては、様々なレースを見て経験的な知識を深める必要があるためです。
それには時間もかかりますし、なかなか勝てない期間を過ごす可能性が高いです。
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