競艇の1-全-全は何通り？稼げるかや効果的な活用法もご紹介！

的中率に特化した買い方の1つである「1‐全‐全」。

確かに当てることは重要ですが、いかに的中率が高くとも稼げなければ意味がありません。

そこで今回は、競艇の1‐全‐全について徹底解説しました。

• 1-全‐全は何通りか
• 1-全‐全は稼げるのか
• 1-全‐全の効果的な活用法

効率的な活用法や何通りになるのかについてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

競艇の1-全-全とは？何通りになるかもご紹介

競艇の「1‐全‐全」とは、1号艇を1着に固定し、2着と3着全ての組み合わせで勝負する買い方です。

ボートレースでは、以下のようにインコース有利が確立しています。

集計期間：2023年7月〜2024年7月

内側のコースほど1着率が高いです。

特に、1コースの1着率は54％以上で、2回に1回は1着となる数値。

そのため「1-全‐全」は、競艇で予想を当てることにおいて理にかなった買い方です。

組み合わせは全部で20通り

「1-全‐全」における組み合わせ数は、全部で20通りです。

組み合わせについては、以下の通り。

よって、全ての組み合わせ数は1×5×4=20通りになります。

出現率は54.5％

競艇において、3連単の組み合わせ数は全部で120通りです。

一方「1-全‐全」は全部で20通りなので、理論上は16.6％の的中確率（6回に1回は当たる数値）になります。

ただ、過去のレースを分析すると「1-全‐全」の出現率は54.5％であることがわかりました。

集計期間：2023年7月〜2024年7月

つまり、2回に1回は当たる数値です。

そのため、無闇に3連単で勝負するよりは圧倒的に当たりやすい買い方になります。

競艇の1-全-全は稼げるのか検証

競艇の「1-全‐全」は一気に当たりやすくなる買い方ですが、稼げなければ活用する価値はありません。

そこで、2024年3月3日に行われた全15会場のレースで検証しました。

「1-全‐全」の検証結果

大きくマイナス。

的中率は概ね理論値と一致し、ヒモ荒れしたレースでは10万以上稼げたときもありました。

ただ、それ以上にトリガミが多く収支では200万以上のマイナス。

以上のことから、的中率はある程度担保されるが、無闇に勝負しても稼げないです。

競艇の1-全-全におけるメリット・デメリット

検証の結果、無闇に「1-全‐全」で勝負しても稼げないことがわかりました。

そこで、検証から明らかとなった「1-全‐全」のメリットとデメリットについてご紹介します。

「1全全」で効率良く稼ぐためにも、利点だけではなく欠点もしっかりと把握しておきましょう。

手間をかけずに当てやすい

競艇で予想を当てるには、様々な情報を入手して多角的に分析した上で、買い目を作成し勝負する必要があります。

ただ「1-全‐全」は勝負する買い目が決まっているので、買い目作成に時間を割く必要がありません。

そのため、時間的に効率が良い買い方です。

他に、1号艇が1着軸になるので、競艇におけるインコース有利のセオリーに当てはまっている特徴があります。

実際、検証ではレース選びをしていないにも関わらず50％以上の的中率となっていました。

以上を踏まえると、手間をかけずそれなりに的中率を上げることができるのが最大のメリットになるでしょう。

安定して稼ぎにくい

「1-全‐全」は的中率に期待できる反面、安定して稼ぎにくいです。

というのも「1-全‐全」において、出現率の高い買い目の平均配当が低いため。

上記は「1-全‐全」における出現率トップ5の組み合わせです。

表における組み合わせだけで40％以上の出現率ですが、ほとんどが2,000円以下の平均配当。

「1-全‐全」の組み合わせ数は20通りなので、平均配当が2,000円以上でなければトリガミです。

実際、検証ではヒモ荒れで大きく稼げても、それ以上にトリガミによるマイナスが大きく大負けの結果となっていました。

そのため、継続的に安定して稼ぎにくいのが最大のデメリットになります。

デメリットを払拭した「1-全‐全」の活用法は後述しますが、もし自分で予想する手間も惜しいと言う人はプロの予想を活用するのが効果的です。

ムサシが検証した上で実際に稼げた本物の競艇予想サイトを下記からチェックしてみてください！

【競艇】1-全-全の効果的な活用法を4ポイントでご紹介

先述したように、競艇における「1-全-全」の最大のデメリットは、安定して稼ぎにくい点にあります。

そのため「1-全-全」で稼ぐには稼ぎやすいレースを厳選しなければなりません！

ということで、「1-全-全」で勝負する際のポイントをまとめました。

上記のポイントを全て満たせば1-全-全で効率的に稼げるので、しっかりと把握していきましょう。

戸田競艇もしくは住之江競艇で勝負する

「1-全‐全」で勝負する場合は、戸田競艇か住之江競艇で勝負するようにしましょう。

というのも、戸田競艇と住之江競艇は全国でもトップクラスに「1-全‐全」の平均配当が高いためです。

「1-全‐全」の配当について、全国平均は2,708円

一方、戸田競艇と住之江競艇は全国平均を100円以上上回る数値。

そのため、少しでも「1-全‐全」で稼ぎやすくするためには理にかなった競艇場になります。

出現率と平均配当が高いG1で勝負する

勝負するレースについては、G1が最も適切です。

「1-全‐全」で稼げない理由の最も根本的な理由がトリガミが多いこと。

そのため、当たる期待値を維持しつつ、平均配当が高いレースで勝負すべきです。

中でも、G1は「1-全‐全」の出現率と平均配当のバランスが最も良いので効率よく稼ぐには最適。

集計期間：2023年7月〜2024年7月

G1は全グレードの中で「1-全‐全」の出現率が最も高い上に、平均配当が2番目に高いです。

さらに、戸田競艇と住之江競艇でのG1は「1‐全‐全」の出現率と平均配当が上昇。

集計期間：2023年7月〜2024年7月

上記の競艇場の中でも、出現率と平均配当が上昇しているのはG1のみなので、レースグレードにも注意を払いましょう。

ヒモ荒れしやすい4日目に勝負する

競艇において、G1レースは基本的に6日間で開催されます。

その中でも、4日目は「1-全‐全」の平均配当が最も高いです。

集計期間：2023年7月〜2024年7月

4日目は予選最終日になるので、勝負駆けの選手がセオリーを覆す走りをすることが増えます。

そのため、1号艇が勝ってもヒモ荒れするレースが増えるので「1-全‐全」にもうまみが出てくるわけです。

つまり、G1で「1-全‐全」の勝負をする際は、4日目を狙い撃ちしましょう。

雨が降っていないレースで勝負する

最後に、勝負するレースの天候にも注意しましょう。

というのも、G1でも「1-全‐全」の出現率は天候によって大きく変わるためです。

集計期間：2023年7月〜2024年7月

上記を踏まえると、晴れの日に勝負するのが最も効率的。

雨や雪が降ると、視界が悪くなるのでセオリーに外れた結果になることが多いようです。

そのため、G1の中でも晴れのレースを選んで勝負するようにしましょう。

なお、競艇における雨の影響は以下の記事で詳しくご紹介しているので、気になる方はご参照ください。

【競艇】1-全-全の活用法はいくら稼げるのか検証

競艇の「1-全‐全」を効率よく活用する方法についてご紹介しましたが、大事なのは稼げるかどうか。

そこで「1-全‐全」の活用法が稼げるのか2024年6月の戸田競艇で開催されたG1「戸田プリムローズ」4日目で検証しました。

気になる検証結果は以下の通りです。

「1-全‐全」活用法の実践結果

見事な大勝ちです！

4日目に勝負したことで、万舟レベルのヒモ荒れレースを複数読み当てることに成功。

これによって、的中率した6レース中3レースがトリガミでも大きくプラスにすることができました。

以上のように、しっかりとレースを厳選すれば「1-全‐全」で稼ぐことが可能なので、ぜひ活用してみてください。

競艇の1-全-全まとめ

今回は競艇の「1-全‐全」についてご紹介しました。

「1-全‐全」は当たる期待値が高い反面、無闇に勝負しても勝てません。

ただ「1-全‐全」で稼ぎやすいレースは確実にあり、それさえ見抜ければ買い目作成に頭を悩ませなくて済むので効果的な買い方に化けます。

今回ご紹介した活用法であれば「1-全‐全」で一気に稼ぎやすくなるので、ぜひご活用ください。