インが強い競艇場ランキングトップ10!5万レース以上を徹底分析!
「インが強い!」というセオリーがあるとはいえ、単にインが強い競艇場で勝負するだけでは勝てるようにはなりません。
そこで今回は、50,000レース以上を分析し、インが強い競艇場をランキング化してご紹介!
各競艇場の特徴やデータはもちろん、独自の傾向についてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

今田 武蔵

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!
インが強い競艇場ランキングトップ10【2025年度最新版】
今回は以下の条件に従って、データを収集・分析しました。
・集計期間:2024年1月1日~2024年12月31日
・全55026レースを分析
・インコースの1着率が高い順に作成
競艇場は競走水面の改修や時期によって、レース傾向が若干変わるので、直近1年の全55026レースのイン1着率とイン逃げ率を分析。
最新かつ信頼性のあるデータからインが強い競艇場ランキングを作成し、該当の競艇場で白星を量産するサイトもまとめたものが以下の通りです。
順位 | 競艇場 | イン1着率 (イン逃げ率) | プロ |
---|---|---|---|
1位 | 徳山競艇場 | 64.3% (62.0%) | 競艇ギャラクシー |
2位 | 大村競艇場 | 62.1% (59.5%) | ボートクロス |
3位 | 芦屋競艇場 | 59.5% (55.9%) | ゾーン |
4位 | 下関競艇場 | 59.1% (56.9%) | 競艇ハッスル |
5位 | 常滑競艇場 | 58.9% (56.3%) | 競艇ホットライン |
6位 | 住之江競艇場 | 58% (55.3%) | ライトボート |
7位 | 尼崎競艇場 | 57.8% (55.9%) | あたりマクリ |
8位 | 津競艇場 | 57.1% (54.6%) | グランドライン |
9位 | 丸亀競艇場 | 56.9% (54.4%) | ボートタイム |
10位 | 唐津競艇場 | 56.3% (53.8%) | 花舟 |
インコース1着率の全国平均は約55%。
それを踏まえると、徳山競艇や大村競艇は60%台なので明らかにインが強いです。
逆に、9位の丸亀競艇や10位の唐津競艇は全国平均とほぼ変わらないため、インが強いと過信するのは危険でしょう。
以上のように、各競艇場によってイン1着率にばらつきがあるので、ここからはランクインした1号艇が強い競艇場について詳しくご紹介します。
1位:徳山競艇場
勝率 | 8.42 |
---|---|
1着率 | 64.3% |
2連率 | 81% |
3連率 | 87.6% |
イン勝利時の平均配当 | 2,370円 |
徳山競艇のインコース1着率は約64%と驚異的なインの強さを誇ります。
その理由は、インが勝ちやすい番組構成が多いため。
1R〜5Rまで1号艇にA級選手を配置した企画レースとなっており、順当な決着が多いです。
実際、1R〜5Rまでに限ってはインの1着率が72%。
この他、通年で緩やかな追い風が多く、水面が安定しインコースが有利となることも大きな要因となっています。
そんな徳山競艇で抜群の成績を誇るトップ3が以下のプロ。
順位/プロ | 的中率 | 回収率 | 収支 |
---|---|---|---|
![]() 1位/競艇サンダーバード ![]() | 91.6% | 285.8% | +737,200円 |
![]() 2位/競艇の王道 ![]() | 89.8% | 243.5% | +434,470円 |
![]() 3位/競艇ラッシュ ![]() | 86.5% | 255.1% | +102,900円 |
上記のプロは徳山競艇のイン逃げレースでしっかりと白星を量産しているので、強い味方になってくれること間違いなしでしょう。
2位:大村競艇場
勝率 | 8.42 |
---|---|
1着率 | 62.1% |
2連率 | 79.3% |
3連率 | 86.6% |
イン勝利時の平均配当 | 2,316円 |
大村競艇は、全国の中で唯一ピットが第2ターンマークのスタンド側にあり、前付けが起こりにくい競艇場です。
実際、枠なり進入率は全国で最も高いため、順当な決着が多くなっています。
さらに、ナイター専門で、気温が下がりモーター出力が上がる7R〜12Rは、スロー勢のスタートも好調になるのでイン1着率が平均72%にまで上昇。
一般的にナイターレースは荒れやすいと言われる中でも、全国トップクラスのインの強さとなっています。
3位:芦屋競艇場
勝率 | 8.07 |
---|---|
1着率 | 59.5% |
2連率 | 76.2% |
3連率 | 84.6% |
イン勝利時の平均配当 | 2,331円 |
芦屋競艇は、イン有利な企画レースが全国で最も多い競艇場です。
進入固定やA級を1号艇に配置した企画レースが1日7レースあるため、セオリー通りの決着が多くなっています。
また、淡水であることに加え、第1ターンマークのバック側にある葺の植生が波消装置の役目を果たしてるため全国屈指の静水面。
波やうねりの影響が大きい難水面と対照的で、大番狂わせが起こりにくいので、イン勝率が高くなっています。
4位:下関競艇場
勝率 | 8.03 |
---|---|
1着率 | 59.1% |
2連率 | 76.8% |
3連率 | 85.1% |
イン勝利時の平均配当 | 2,473円 |
下関競艇は海水の競艇場ですが、プール型の競走水面であり干満差がありません。
そのため、潮流やうねりの影響を受けないので、静水面となり堅い決着が多いです。
また、ピットから第2ターンマークまで173mと全国で2番目に離れており、助走距離が短くなりがちなインが加速しやすいのもポイント。
そのため、アウト勢にスタートで先行されにくくなるので、イン勝率が高くなっています。
5位:常滑競艇場
勝率 | 8.05 |
---|---|
1着率 | 58.9% |
2連率 | 74.5% |
3連率 | 84.3% |
イン勝利時の平均配当 | 2,332円 |
常滑競艇は海水の競艇場ですが、競走水面が水門で区切られており、干満差がなく静水面となっています。
さらに、第1ターンマークのバック側が128mと全国で3番目の広さとなっているのがポイント。
そのため、全速ターンを決めやすく、加速しづらいインコースの艇でも旋回後に抜かれにくいです。
これによって、インコース有利な企画レースが1レースすらない中でも、全国屈指のイン勝率となっています。
6位:住之江競艇場
勝率 | 8.03 |
---|---|
1着率 | 58% |
2連率 | 75.3% |
3連率 | 84.1% |
イン勝利時の平均配当 | 2,413円 |
住之江競艇は、ターンマークの振り幅が小さく、インの艇が直進できます。
さらに、第1ターンマークは85mと全国の中でも広くなっており、インコースは最短コースで全速ターンを決めやすいです。
そのため、他艇に抜かれにくくなり、イン勝率が高くなっています。
また、ナイター専門の競艇場なので、気温が下がりモーター出力が高い状態でのレースが多いこともイン勝率が高い要因です。
7位:尼崎競艇場
勝率 | 7.95 |
---|---|
1着率 | 57.8% |
2連率 | 74.1% |
3連率 | 83.2% |
イン勝利時の平均配当 | 2,566円 |
尼崎競艇はセンタープールと呼ばれ、第1ターンマークから第2ターンマークまでがスタンドに対して平行な唯一の競艇場。
全艇スタートラインに直進できるので、最短コースで第1ターンマークを回れるインコースが有利です。
また、淡水の水質で静水面となるので、まさかの展開が起こりにくく順当な決着が多くなっています。
8位:津競艇場
勝率 | 8.15 |
---|---|
1着率 | 57.1% |
2連率 | 75.7% |
3連率 | 84.1% |
イン勝利時の平均配当 | 2,468円 |
津競艇は海水と淡水の入り交じる汽水の競艇場です。
ただ、海水の影響は小さく、干満差も小さいので静水面となりセオリー通りの決着が多くなっています。
また、企画レースが1Rと5Rの2レースのみですが、そのインコース勝率は80%を超えており全国随一。
そのため、全体的なインコース勝率も高くなっています。
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9位:丸亀競艇場
勝率 | 8.01 |
---|---|
1着率 | 56.9% |
2連率 | 76.5% |
3連率 | 84.8% |
イン勝利時の平均配当 | 2,698円 |
丸亀競艇は海水の競艇場で、1日の中で満潮と干潮が数度入れ替わります。
そのため、潮流によってインコース勝率が変わりますが、上げ潮(スタート方向と同じ向きの潮流)の場合はインコース勝率が10%近く上昇。
全国平均を上回るインコース1着率となっています。
10位:唐津競艇場
勝率 | 8.17 |
---|---|
1着率 | 56.4% |
2連率 | 75% |
3連率 | 83.4% |
イン勝利時の平均配当 | 2,710円 |
唐津競艇は、ピットから第2ターンマークまでの距離が178mと全国一遠くなっています。
そのため、スロー勢でも助走距離を十分に取ることが可能で、インコースがスタートでスピード負けすることが少ないです。
この他、特徴的なのがランキング内で最も平均配当が高いこと。
つまり、唐津競艇はインが強い競艇場の中でも、ヒモ荒れしやすい競艇場なので、インが勝つ中でもおいしく当てたい人にはピッタリでしょう。
インが強い競艇場の傾向
ここまでインが強い競艇場のランキングをご紹介しました。
ただ、インが強い要因がそれぞれで覚えるのが大変という人もいるでしょう。
そこで、インが強い競艇場に共通する傾向を以下の3点でまとめました。
・静水面の競艇場が多い
・ナイター開催が多い
・全国平均よりも若干広い競走水面の会場が多い
上記を把握することで、インが強い競艇場の特徴を把握でき人気決着が見抜きやすくなるので、しっかりと把握しましょう。
静水面の競艇場が多い
インが強い競艇場の傾向1つ目は、静水面の競艇場が多いということ。
ご紹介したインが強い競艇場の水質については、以下のようになっています。
海水 | 淡水 | 汽水 |
---|---|---|
5会場 | 4会場 | 1会場 |
一般的に海水の競艇場は潮流の影響を受けやすく、難水面になりやすいです。
しかし、インが強い競艇場は、海水でも潮流の影響がほとんどない構造となっています。
また、競艇場の中には、風の影響を大きく受ける会場がありますが、インの強い競艇場では強風が吹きやすい会場は皆無。
よって、波が立ちにくい静水面となる傾向にあります。
全国平均よりも競走水面が広い会場が多い
インが強い競艇場の傾向2つ目は、全国平均よりも競走水面が広い会場が多いということ。
特に注目したいのが、レースに大きく影響する以下の3項目です。
全国平均 | インが強い会場の平均 | |
---|---|---|
ピットまでの距離 | 120m | 128m |
第1マークの幅 | 43m | 45m |
バック側 | 98m | 99m |
各項目でインが強い競艇場が全国平均を上回っています。
ピットと第2マークの距離が長ければ助走距離が伸びるので、スローのインコースでもスタートでダッシュのアウト勢にスピード負けしにくいです。
また、第1マークの幅が広ければ、空間を活かしてスムーズにターンをしやすくなります。
さらに、バック側が広いと、全艇が全速ターンを決めやすく、スピード差が出にくいです。
以上のことによって、アウト勢の優位が少なくなり、結果的に走行距離が短いインコースの勝率が高くなっています。
ナイター開催が多い
インが強い競艇場の傾向3つ目は、ナイター開催が多いということ。
全国 | インが強い会場 | |
---|---|---|
モーニング | 5会場 | 3会場 |
デイ | 12会場 | 3会場 |
ナイター | 7会場 | 4会場 |
全国では全体の中でデイ開催が多くを占めますが、インが強い競艇場ではナイターが最も多いです。
気温が下がるナイターでは、モーター出力が上がるためスローのインコースでもスピード負けしにくくなります。
そのため、アウト勢にスピード負けすることが減り、インがコースの優位を活かしやすくなるわけです。
インが強い競艇場をグレード別に紹介!
競艇場によってインの勝ちやすさは変わりますが、グレードによってもイン勝率は変わります。
というのも、競艇はグレードによって出場条件が変わるため。
当然、出場選手のレベルや特徴が異なるので、レースによってイン勝率にも違いが出てきます。
そのため、どの競艇場でイン勝率が高いが高いかに加えて、どのグレードでイン勝率が高いかも把握しておくと勝率アップに繋げやすいです。
今回は、2020年から2024年12月までのデータを元に、一般戦からSGまで各グレード別にイン勝率が高い競艇場トップ3をまとめたので、それぞれご紹介します。
一般戦では徳山競艇のイン1着率が最も高い
一般戦において最もインが強い競艇場は、徳山競艇場です。
順位 | 競艇場 | イン1着率 | イン1着時の平均配当 |
---|---|---|---|
1位 | 徳山競艇 | 62.7% | 2,252円 |
2位 | 大村競艇 | 62.3% | 2,245円 |
3位 | 芦屋競艇 | 62.2% | 2,327円 |
一般戦は全グレードの中で最も開催数が多いので、インが強い競艇場ランキングと変化がありませんでした。
そのため、一般戦では前述のインが強い競艇場ランキングを参考にしてみてもいいでしょう。
ただ、数値を見ると、芦屋競艇が3%上昇しています。
そのため、芦屋競艇で順当な決着を狙うなら一般戦に絞ったほうが勝率を安定させやすいです。
G3では尼崎競艇のイン1着率が最も高い
G3において最もインが強い競艇場は、尼崎競艇場です。
順位 | 競艇場 | イン1着率 | イン1着時の平均配当 |
---|---|---|---|
1位 | 尼崎競艇 | 58.6% | 2,454円 |
2位 | 丸亀競艇 | 58.5% | 2,382円 |
3位 | 徳山競艇 | 58% | 2,476円 |
G3はヴィーナスシリーズやルーキーシリーズ、マスターズリーグなど、特殊なレースが多いです。
特に、ヴィーナスシリーズなどの女子戦やルーキーシリーズの新人戦は荒れることが多く、全体的にイン1着率が低くなる傾向にあります。
その中でも、イン1着率が最も高かったのは尼崎競艇ですが、2・3位とほとんど差がありません。
よって、他のグレードより若干攻略難易度が高くなりますが、上記競艇場の特徴を押さえて堅実な決着を狙うのが賢明でしょう。
G2では下関競艇のイン1着率が最も高い
G2において最もインが強い競艇場は、下関競艇場です。
順位 | 競艇場 | イン1着率 | イン1着時の平均配当 |
---|---|---|---|
1位 | 下関競艇場 | 66.6% | 3,974円 |
2位 | 大村競艇場 | 65.8% | 2,491円 |
3位 | 尼崎競艇場 | 64.7% | 2,383円 |
G2はG1に出場可能な実力に準ずる選手が出場するレースで、G3と比べたときよりハイレベルなレースが展開されやすくなります。
ただ、インの1着率と平均配当を見ると、一般戦よりも高い数値です。
つまり、2・3着が混戦となる傾向にあり、全国でも多彩な決まり手が多く、最もオーソドックスな水面と言われる下関競艇のイン勝率がトップ。
平均配当を見ても全グレードで最も高いので、軸は1号艇でヒモ荒れを狙いたい人にとっては、下関競艇場のG2で勝負するのが有効でしょう。
G1では大村競艇のイン1着率が最も高い
G1において最もインが強い競艇場は、大村競艇場です。
順位 | 競艇場 | イン1着率 | イン1着時の平均配当 |
---|---|---|---|
1位 | 大村競艇場 | 71% | 2,001円 |
2位 | 下関競艇場 | 67% | 2,480円 |
3位 | 住之江競艇場 | 65.5% | 2,288円 |
G1は原則A1選手しか出場できない非常にハイレベルなレース。
ただ、競艇界屈指の選手同士、実力が拮抗するため順当な決着が多くなっています。
中でも、大村競艇は圧倒的な数値でイン1着率は71%と、10回中7回はインが勝つ数値です。
そのため、G1で堅実な決着を狙うのであれば、大村競艇で勝負するのが最も効率的でしょう。
SGでは徳山競艇のイン1着率が最も高い
SGにおいて最もインが強い競艇場は、徳山競艇場です。
順位 | 競艇場 | イン1着率 | イン1着時の平均配当 |
---|---|---|---|
1位 | 徳山競艇 | 75% | 2,321円 |
2位 | 下関競艇 | 70.8% | 2,225円 |
3位 | 大村競艇 | 67.6% | 2,351円 |
SGは競艇におけるレースの最高峰で、A1の中でもトップクラスの選手しか出場できません。
競艇で最もハイレベルなレースとなりますが、実力が拮抗するだけに各グレードで最も順当な決着が多いです。
結果、1位と2位で70%を超えるイン1着率となっています。
中でも、徳山競艇のSGは75%と非常にイン1着率が高いので、重賞レースで順当な決着を狙うなら確実に押さえておくべきでしょう。
インが強い競艇場まとめ
今回は、競艇のインが強い競艇場についてご紹介しました。
本記事でご紹介した各競艇場の傾向・特徴を押さえておけば勝率アップは確実!
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